不動産売却での不動産業者選びは非常に重要です!!
正しい業者を選ぶことができなければ絶対に後悔します!
今回は、不動産売却前に知っておきたい不動産会社(業者)の正しい選び方とその基準(ポイント)について紹介していきます。
不動産会社(業者)は全国に何万社とあり、あなたが住んでいる地域にもいくつも不動産会社があると思います。
大切な不動産(家やマンション・土地)などを売却する際は、少しでも満足できる売却を行いたいものです。
しかし、
不動産会社だからといってすべての会社が信用できるとは限りません。
中には不動産会社(業者)選びで悪い不動産会社を選んでしまい、本当はもっと高値で売却できた大切な財産である不動産を安く手放してしまったという経験をされた方もいらっしゃいます。
そこで、売却を成功させるためにも売却前に知っておくと必ず役立つ【不動産会社(業者)の選び方】について詳しく解説しておきます。
不動産売却をする際に、失敗・後悔しない不動産会社の選ぶ基準を知っておきたいのでならば必ず最後までご覧ください!!
【重要】売却で一番重要なのは査定価格よりも不動産会社(業者)選び方
今回は売却後に後悔しないためにも不動産売却の時の不動産会社の選び方について解説します。
よくある間違いとして売却の際の業者選びで、査定価格が高かったためお願いしたが、売却活動中に最低査定価格よりも低い金額に売出価格を設定しないと売れないといわれ、泣く泣くその価格で売却することになったという人もいます。
ですので、その査定価格の高さで不動産会社を選んでしまうとあとあと後悔してしまう場合もあるから、今から解説することを是非最後までご覧いただき、不動産売却で後悔しない会社の選び方を学んでください。
現在所有している不動産(家やマンション・土地)などを売却する時は、必ず不動産会社に査定依頼を行うと思います。(もちろん、個人売買も可能ですが、トラブルになりかねないのでほとんどの方が業者に仲介を依頼しています。)
そこで、査定価格を出してもらったあとに、売却を任せる不動産会社をきめるのですが、その時にどんな不動産会社を選べば満足のいく売却を行えるが変わってきます。
- 「査定価格」が高すぎる
- 大手で有名な不動産会社だから
- 家から近所にある不動産業者
- 知り合いだから
- 売却予定の不動産を購入した不動産会社だから
というような理由で売却を任せてしまうと失敗だったということになりかねません。
ですので、今回は不動産売却の時の不動産会社(業者)の正しい選び方について不動産売却が初めての人にもわかりやすく紹介していきます。
まずは、【不動産売却に失敗するとどんなことが考えられるのかを知っておきましょう。】
不動産売却の不動産会社選びの失敗で考えられること
- 「査定価格」が高いから
- 大手で有名な不動産会社だから
- 家から近所だから
- 知り合いだから
- 売却予定の不動産を購入した不動産会社だから
先ほどの「こんな業者選びはダメ!!」という部分で紹介した不動産会社の選び方をしてしまうと、希望通りの期間内に売却できず想像以上に時間がかかってしまったり、相場価格よりも大幅に安く売れてしまうという可能性が考えられます。
現在所有している不動産は、人によっては思い入れのある不動産だったりもすると思います。そんな大切な不動産を売るのであれば少しでも高く売却したいはずです。
ですので、後悔や失敗したとならないためにもこれから解説する不動産会社の選び方をしっかり把握しておきましょう。
不動産を売却する時は、人によっては確かに大切な思い出が詰まった場所かもしれませんよね。そんな不動産を売却する理由は人それぞれですが、後悔や失敗したと感じる売却は本当に避けたいところですね。
売却で不動産会社(業者)を選ぶときの4つのポイント
【売却で一番重要なことは、査定価格ではありません】
査定価格はあくまでこれくらいの金額であれば売れるという目安なので【最終的に売出価格を決めるのはあなた!!】です。
ポイントは、売却をしてもらう不動産会社とその担当者が一番重要と言っても過言ではありません。
不動産会社に売却の時の査定依頼を行う場合は最低でも3社以上に査定してもらい、最終的にその中でどの不動産会社(業者)&担当者に依頼することで満足のいく売却をすることができるかが決まります。
売却を正式に不動産会社(業者)に依頼する場合、その不動産会社と契約を結ぶ(媒介契約という)ことになります。
媒介契約には三つの種類があり、メリット・デメリットがありますので仲介に入ってもらう不動産会社(業者)と仲介契約を結ぶ際はメリット・デメリットを知っておきましょう。
>>不動産売買で結ぶ媒介契約を知る
今から不動産会社(業者)の正しい選び方の4つのポイントを紹介しておきますので、査定依頼をして査定してもらった後に不動産会社の担当者に次の4つの質問を投げかけてみましょう。
- 売却予定の物件(マンション・戸建て又は地域エリア)に強い不動産会社なのか?
- どんな広告手法で不動産を売却してくれるのか?
- 見込み客はいるのか?
- 売却以外の提案があるのかないのか
その① 売却予定の物件(家やマンション・土地)に強い不動産会社なのか?
不動産会社と言っても、賃貸に強い会社、売買に強い会社、マンションを売ることにずば抜けている会社などなど不動産会社(業者)といってもその不動産会社(業者)によって得意不得意が変わってきます。
エリアによっても得意不得意は出てくると思います。
その不動産会社(業者)の得意なものを知るためにもこの質問をするようにしておくと1つの選択基準にすることができるはずです。
- 今回売却する予定の物件と似た物件の過去の取引実績はあるのか?(エリアや物件種別)
- 今回の物件の査定価格のその根拠は?
- 今回の物件が売れるまでの期間の目安どれくらいと考えているかその理由は?
を査定してもらった不動産会社の担当者に質問して比較していきましょう。
取引実績が多いという事はそのエリア、物件の売り方がわかっているという証拠にもなりますし、信頼できる目安の1つになります。
また、査定価格の根拠に関してもそのエリアに強く実績も豊富であれば丁寧に解説してくれるはずです。
売却期間の目安も、根拠もなしに「〇ヵ月で売れるでしょう」だけでは信頼しにくいですが、「過去の取引を見ても〇ヵ月で売れると考えています。」とその根拠も説明してくれると誠実な不動産会社であると判断できると思います。
不動産売却でやはり大切なのは、複数の不動産会社(業者)を比較して、あなたが売りたい不動産(一軒家・マンション・土地)を得意とする不動産会社(業者)を見つけ、熱意をもってあなたの気持ちを代弁してくれる担当者を見つけることが重要です。
このようにしっかりと見極めることで早期に売却することができ、満足いく価格で売却することが可能になるはずです。
その② どんな広告手法で物件などを売却してくれるのか?
不動産会社(業者)によっても、広告手法(宣伝方法)は様々です。
媒介契約を結ぶ前に、どんな広告や方法で買主を探してくれるのかしっかり確認しましょう。
不動産会社(業者)が行う広告は以下のような方法があります。
- ホームズなどの不動産情報サイト(インターネット広告)への掲載
- 近隣地域での折込チラシなどの広告
- 不動産会社がすでにコンタクトがある顧客への紹介
- その不動産会社の独自サイトやネットワークでの広告展開
- レインズへの登録
現在、特に重要な広告手法が「インターネット広告」です。
パソコンはもちろんスマホの普及でネット検索を使い購入物件を探している人が多い時代になりました。物件の購入を不動産会社に行く前にまずは、ネットで検索をするというのが現在の大半の流れになっています。
不動産を少しでも早く売るためには売却希望の物件の情報が広くいきわたっていることが不可欠になります。
ですので、査定してもらった担当者にどのような不動産情報サイトやインターネット広告と提携(参加)しているのかを聞いてみましょう。
また、「レインズ」という専門用語が出てきて何それ?と思った方もいるかもしれませんが、このレインズというものは、不動産会社同士が物件の情報をやり取りするための業者専用サイトのことです。
媒介契約の記事でも紹介していますが、媒介契約の種類によっては、必ずレインズに登録しないといけないというような義務も契約方法によっては発生するので詳しく知りたい場合は「媒介契約」の記事を参考にしてください。
少しでも多くの方に知ってもらい早期売却を狙っているのであればレインズに登録しておくことをおすすめします。
その③ 見込み客となる顧客をすでに抱えているのか?
売却を正式に依頼する不動産会社(業者)がすでに抱えている顧客の中に、あなたが売却予定の物件を欲しいと言ってくれている人がいるのであればすぐに売却することが可能になります。
ピンポイントであなたの物件である必要はないですが、あなたが所有している売却予定の物件がある同じエリア内で物件を探しているひとがいれば買主も見つかりやすいといえます。
まずは、物件があるエリア内で物件を購入しようとしている人はいるかを聞いてみましょう。その不動産会社(業者)に見込み客が多ければ多いほど、高くそして早く売れる可能性があります。
その④ 売却以外の提案をしてくれる不動産会社は信頼できる
何事もそうですが、何でもかんでもおすすめですよと言う店員は信用できません。
売却のために不動産会社を探していたとしても、あなたにとって売却が本当に最もよい判断なのかということを一緒に考えてくれる不動産会社の担当者が理想的と言えます。
例えば、築年数が浅くて人気のエリアのマンションであれば賃貸として貸し出した方があなたにとっても借りてくれる人にとっても一番ということも考えられます。
資産活用の考え方でも、良い物件は一番高く売れる時期に売ったほうがいいですし、まだその時期でない場合もあるはずです。
売却を考えていたとしても、それが一番良い判断じゃない!!あなたにとって一番いい判断はこうですよ!!と最善の方法を提案してくれる不動産会社は信頼がおける優秀な不動産会社ということです。
ですので、なにもいわなくても提案してくれるというのは重要ですが、売却以外になにかいい方法はありますか?ということを査定に来た担当者に聞いてみるといいと思います。
不動産会社の正しい選び方しっかりと覚えておいてくださいね。それと、ここでよく合わせて質問される質問があります。
それは、不動産売却を依頼する場合に依頼する不動産会社は「大手の不動産会社」と「地元の不動産会社(中小企業)」どっちを選んだらいいのでしょうか?ということです。
そこもたしかに気になるところじゃな。では、次に大手と地域密の不動産会社どっちがいいのかについて解説していこう。
ちなみにコチラではさらに詳しく大手と中小の不動産会社のメリットデメリットについて紹介しているので是非参考にしてください。
≫≫不動産の査定を依頼するなら大手と地元の不動産仲介業者どちらがいいの?選び方のポイントを解説