コンビニなどの店舗や大型施設ではもちろん個人宅でも、LED照明が使われるようになっています。
今は従来の白熱灯や蛍光灯を使っているお家でも、リノベーションをする時には、照明をすべてLEDに交換することをおすすめします。
でも、「LEDって価格が高いのでは?」「球切れをした時、かんたんに購入や交換ができるの?」など、さまざまな疑問があるかと思います。
そもそもLED照明ってどのようなものなのか、よく知らないという方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、これからリノベーションを行う方へLEDに対する疑問や不安を解消すべく、インテリアコーディネーターの私が、LEDを詳しくご紹介した上で、リノベーションを機にLEDに交換するメリットを今回ご説明します。
【LEDのメリット①】長寿命で省エネ性が高い
LEDの値段は思っているほど高くない
LED照明のメリットのひとつは、寿命が長く省エネ性が高いことです。
そうはいってもLED照明って高いんじゃないのと費用を心配する方も少なくないでしょう。以前に比べてLEDはたいへんお手頃な価格になりました。
照明器具とLED電球を合わせても10,000円しない商品もたくさんあります。天井に埋め込むダウンライトに至っては、3,000円台のものもあります。
LEDは電気代が安い
また、LEDは電気代を節約することができます。LEDの消費電力は一般的な白熱灯の約1/6以下、蛍光灯の約70%と言われます。
LEDは寿命が長い
LEDの寿命は約40,000時間です。
仮に一日20時間点灯していても、20年もつ計算になります。
これは白熱灯の約20〜40倍、蛍光灯の約3倍にあたると言われる長さです。いかにLEDのランニングコストが高いかがうかがえる数字ですね。
LEDを一度取り付ければ、電球切れで交換することはほとんどないと言えます。吹抜けや階段など、天井の高い場所ではランプ交換も大変ですよね。脚立だけでなく業者さんに頼まなければならない場合さえあります。長寿命のLED照明を使えば、そのような心配や手間もなくなります。
消費電力が低く長寿命なLEDは、結果としてお得と言えます。
【LEDのメリット②】種類が豊富
調光・調色ができる
LEDには、調光と言って、ひとつの電球で明るさを調節できるものがあります。
また、調色と言って、白熱電球のようなオレンジがかった色から、蛍光灯のような白色に、色みを調節できる機能を持つものもあります。
例えば、家族でくつろぎたいリビングには白熱灯のようなあたたかい色、仕事や勉強の部屋には蛍光灯のように白い色など、好みやシーンによって使い分けることができます。
他にも昼間の自然光のような色や、食材を美味しく見せてくれる色などもありますよ。
これらはいずれも、従来の電球や蛍光灯にはない特徴です。
すぐに明るさを確保
センサータイプのLEDも多いので、玄関や外灯、通路などに便利です。消し忘れも心配する必要がありません。
スイッチタイプでも、LEDはすぐに明るくなるのがいいところです。