住宅ローン

【計算方法有】住宅ローンを無理なく返済できる額の目安と購入できる物件価格の目安を知る5つのSTEP

【計算方法有】住宅ローンを無理なく返済できる額の目安と購入できる物件価格の目安を知る5つのSTEP

今回は、これから家やマンションなどのマイホームを購入を検討されている方へいくらまでなら無理なく返済できる額なのか、いくらくらいまでの物件価格であればあなたはマイホームを手に入れることができるのかということについて紹介していきます。

居住用の家やマンションは、ご存知だと思いますが、物件価格だけでは購入することはできません各種税金・手数料など様々な諸費用というものがプラスされるからです。

無理のない住宅ローン返済額と購入できる物件の上限額を知るには、「諸費用」とよばれるものを考えて計画を立てることが非常に重要になってきます。

この記事では、不動産会社で働く現役大家が「無理のない住宅ローン返済額」と「あなたが購入できる物件価格の上限」をしっかり把握できる計算方法などについてご紹介していきます。

住宅ローンの無理のない返済額を知るために年間返済額の上限を知る

家計から借入可能額を知るには、「現在の家賃」をもとに計算するのが原則です。

(基本的に実家暮らしの場合は、月収の3割程度が目安となります。)

 

ただし、家賃=月々の返済額とは限らないのでその点には注意してください。

 

まずは、これから紹介する図に関する情報をあなた自身で埋めてみましょう!

この例は現在の家賃が12万円、現在の年間貯蓄額を30万円減らすことができる場合

年間額
現在の家賃    144  万円
やりくりできる額※1    30  万円
住宅ローン控除(最大)    40  万円
小計    214 万円
管理費・修繕積立金※2
(マンションの場合)
   24  万円
固定資産税・都市計画税    10  万円
小計    34  万円
 住宅ローンの
年間返済額上限は
 ①ー②=    180 万円

※1:やりくり額とは、これまで毎年貯金してきた額を一部返済に回す額のこと
※2:マンションの場合にかかる費用

住宅ローン控除:2021年12月(※)までに家を購入して入居した人は、各年最大40万円、10年間で最大400万円が所得税から戻ってくることになる

 

借入可能額の目安を計算してみる

次に借入可能額の目安を紹介していきます。

また、下記のほうでは、それぞれ年収別で借入可能額の目安を紹介していますのでそちらもぜひ参考にされてください。

 

借入可能額の目安は利用したい住宅ローンその金利のタイプ固定型か変動型など)や、返済期間金利水準、さらに上の「年間返済額の上限」から下記の借入可能額早見表計算例を参考に無理なく借りられる金額を計算していきましょう。

 

返済期間
金利(%) 15年 20年 25年 30年 35年
0.500 144 190  235 279 321
0.625 143 188 231 273 314
0.825 141 184 226 266 304
0.950 140 182 222 261 298
1.000 139 181 221 259 295
1.100 138 179 218 255 290
1.200 137 178 216 252 286
1.300 136 176 213 248 281
1.400 135 174 211 245 277
1.500 134 173 208 241 272
1.600 133 171 206 238 268
1.700 132 169 204 235 264
1.800 131 168 201 232 260
1.900 130 166 199 229 256

保証料が必要な住宅ローンで「内枠方式」を利用するのであれば上の金利は、融資金利に保証料(0.2%)を足した数字で見るようにして下さい。

 

ただし、2つ注意点があります。

1つ目がそれは、保証料が必要な住宅ローンで内枠方式と呼ばれる金利に上乗せして毎回の返済額に含めるタイプのものを利用する予定の場合は、表面上の融資金利に「0.2%」をプラスした数字で早見表の金利欄を見るようにしてください。

また、2つ目が「フラット35」で融資率が9割を超える場合はプラス0.44%を付け足すのを忘れないようにしましょう。

 

年間返済額上限が180なので18倍としています。

返済期間20年変動金利

融資金利0.625%保証料を最初に一括で支払う場合

⇒借入可能額188万円×18で

借入が可能な額は3384万円までとなります

 

返済期間30年固定金利

融資金利(フラット35)が1.4%の場合
⇒245万円×18=

借入が可能な額は4410万円までとなります

このように借り入れが可能な額を導き出すことが可能になります。

 

しかし、よく早見表などをみてもわからないからもっと簡単に上限額を知る方法ないの?という方もいると思います。

そんな方にもわかるように年収別で借入可能額の目安をお伝えしておきます。

実は、住宅ローンの融資を出す金融機関の借入可能額はこの計算で出すことが可能で「年収×6もしくは7」であれば借入が可能な額といわれています。

あなたの現在の年収に6もしくは7をかけてみてください。

 

年収300万円の人の借入可能額の目安

6をかけた場合=1800万円

7をかけた場合=2100万円

年収400万円の人の借入可能額の目安

6をかけた場合=2400万円

7をかけた場合=2800万円

年収500万円の人の借入可能額の目安

6をかけた場合=3000万円

7をかけた場合=3500万円

年収600万円の人の借入可能額の目安

6をかけた場合=3600万円

7をかけた場合=4200万円

 

さらにもっと簡単に解説すると年収の30%~35%以下が借入可能額の目安(フラット35での目安)

金融機関や働いている会社によってもこのあたりは変わってくるといわれていますが、住宅支援機構の住宅ローン【フラット35】では下記のような目安になっています。

  • 年収400万円以下の方であれば年収の30%以下(年間120万円・月10万円)
  • 年収400万円以上の方であれば年収の35%以下(年間140万円・約月11万6千円)

 

スポンサーリンク

取得時に準備できる頭金(自己資金)を確認する

家やマンションの購入を考え始めたら、現在の貯蓄から「頭金」となる額がいくらあるのかを確認しておきましょう。

すべての貯蓄を家やマンション購入の頭金にするのは危険ですので、これから将来の出費も計算して余裕をもって頭金を準備するようにしましょう。

また、現在家やマンションを購入している人の中には親や祖父祖母から購入費用を援助してもらっている人もいますので、貯蓄が少ないけどもう少し頭金を準備したいのであれば相談してみましょう。

住宅取得(購入)等資金の贈与の非課税の条件や非課税限度額・タイミングなど徹底解説

資金援助を受けた場合の制度を紹介していますので是非参考に。

 

家やマンションの住宅を購入する際の諸費用を見積もりしてみる

冒頭でもいいましたが、住宅購入では物件価格以外にも諸費用と呼ばれるものがかかってきます。

ここでは、その諸費用を紹介するとともにかかってくる可能性があるものを紹介していきます。

地・建物の取得にかかる費用

印紙税 売買契約書などに収入印紙を貼り付けして納付する税金
不動産取得税 敷地や面積が広くなければ実質非課税になることが多い
仲介手数料 中古住宅などの不動産業者を利用した場合、物件価格の3%プラス
6万円+消費税を上限とした仲介手数料がかかります

 

 

土地建物の登記にかかる費用

登録免許税 所有権の移転・保存などの登記を行う際に納付する税金
司法書士報酬 登記を手続きに対する報酬(一般的に5万~10万円程度:司法書士による)

 

住宅ローンの借入れにかかる費用

印紙税 登録免許税 司法書士報酬 融資事務手数料
保証料(外枠方式) 火災保険料 地震保険料

金融機関のや商品(住宅ローン)によっては、手数料低率型(融資額×2.16%)と、定額型(3万2400円など)に分かれるので利用予定の金融機関で要確認。

 

その他のかかる費用

引越し代 粗大ごみの処分費
修繕積立一時金
(マンションなどだけ)
家具家電購入費など

 

購入前に知っておきたい!!中古住宅購入後によくあるトラブルと対策まとめ

【重要】老後の住み替え前に知っておきたい注意点と業者の選び方

 

無理なく買える物件価格の上限を知る(あくまで目安)

ここまできたらいよいよ「物件価格の上限」を下記の計算方法で導き出していきましょう。

借入可能額】+【出せる頭金】+【取得時にかかる諸費用】=物件価格の上限(目安)

(例:3384万円  +  300万円  ー 200万円= 3484万円 )

もちろんこの価格以上の物件を購入することも可能かと思いますが、無理のない返済計画と返済額で物件を購入することで将来住宅ローンに苦しまなくても済むのではないでしょうか?

 

是非今回の計算方法をもとにあなたの無理のない返済額と購入可能な物件価格の上限を導き出してみてください。

≫≫ネット銀行の好金利と対面の安心感で選ぶなら!【MR.住宅ローンREAL】

≫≫【住宅ローン】手間のかかる審査申し込みを一度で!まずはシミュレーションから

 

銀行の住宅ローン借入可能額シミュレーションを紹介

ここではじぶん銀行とみずほ銀行の住宅ローン借入可能額シミュレーションを紹介しておきます。

ほかの銀行で借りる場合はその銀行のシミュレーションなども準備されていると思うのでそちらをご自分で検索してみてシミュレーションしてみてください。

じぶん銀行の住宅ローンシミュレーション

みずほ銀行の住宅ローンシミュレーション

 

まとめ

計算が煩わしいという方は、自分の年収×6もしくは7で計算してみてください。

そうすることで借入が可能な額を導き出すことが可能です(あくまで目安)。

 

そして、その後自分が出せる頭金、住宅を取得する際にかかる諸費用を見積もって【無理のない返済額と購入可能な物件価格の上限】を出してみましょう。

 

住宅ローンに関連する記事

 

不動産売却に関する記事

相続で現在はうまく活用できていない不動産を所有している方もいるかもしれません。

ここでは、不要な不動産を所有している方へ不動産売却の役立つ情報を紹介しておきます。