「夢のマイホームを買ったは良いけど、近所トラブルで引越そうか迷っています」
「中古物件を買ってから設備トラブルが続いて余分な費用がかかって困っています」
「購入時に予定していた資金計画と相違があり、ライフプランが変わってしまいました」
不動産の購入時には、不動産(家やマンション)の金額やリフォーム代や住宅ローンの保証料、税金関係の多額の費用がかかってきます。
取引の際にきっちり確認しておかないと後々、あれもこれもと余計な出費がかかり、家計に重くのしかかってくるかもしれません。
また、中古の物件(マンションや戸建)の取引は、新築マンションや戸建を購入する時よりも取引のスピード感があるため、購入時にじっくり考えたり、内覧したりできないケースが多々あります。
購入時に想定していないもしくは、知らされていないことで、購入後に失敗をする方が多くいらっしゃいます。
その中の一人にならないためにも、中古住宅などの不動産の購入時に多く見受けられるトラブル事例と対策方法をお伝えしましょう。
あなたも知らず知らずのうちにトラブルに巻き込まれ、金銭的ストレスや精神的ストレスを強いられることになるかもしれません。
事前に気をつけるべきポイントを把握していれば、質問リストを作成して、売主や不動産会社の担当者にヒアリングしたり、自分や調べることによって未然にトラブルを回避することができるでしょう。
購入前に知っておかないと絶対後悔する、中古住宅購入後によくあるトラブル
今回は、中古住宅(家やマンション)などマイホームの購入後に後悔したり失敗したなとならないために、私が今まで肌で感じたり直接聞いたりした、みんなが購入で後悔したこと・失敗したことまとめを紹介していきます。
もし、あなたがこれからマイホームの購入を検討されている方なのであれば今回の内容を参考にしてもらい、購入する際の役に立てていただければと思います。
それではさっそく紹介していきましょう!
夫婦で家を見に行って妄想を膨らませ勢いで購入しない!!
今回は、中古住宅の購入後よくあるトラブルをまとめた内容とその対策について解説していますが、もしあなたが新築・中古問わず現在購入物件を探しているのであればコチラもしっかりと頭に入れておいてください。
そろそろ家を買おうかと考えているご夫婦もいらっしゃると思います。
家を見に行ったりすることは特に問題もありませんが、そこまで深く考えずに家やマンションの設備などを実際に見て・触ったりするとどんどん妄想が膨らみ買っちゃうかとなってしまうご夫婦がいます。
家を購入することは1つの夢でもあると思いますし、将来的に購入したいと考えている場合でもまずは資料などを一旦家に持ち帰り、現在の家庭の収支などを確認し無理せずに購入できるのかをじっくり考えることも重要です。
勝手に妄想が膨らんでお互い歯止めがきかなくなってしまった場合のご夫婦はあとで後悔する方が多いように感じています。
ですので、見積もりをだしてもらい実際の家庭の収支を比較してどうするかをゆっくり考えましょう。
不動産は縁だと私は感じています。無理に今購入しなくても問題はないはずです。家やマンション購入は人生で一番高いものなので、知識を十分に貯めてからじっくり時間をかけて購入するようにしていきましょう。
また、現在は家やマンションの資料などは資料請求することも可能です。
見に行く前に一度資料請求などでいろいろと情報を調べるのも1つの手なのでまずは資料をみて、それから見入ったりするとよいと思います。
戸建てやマンション購入後騒音や近隣住民との関係に悩まされる
不動産の購入後によくあるトラブル事例ですが、精神的ストレスが大きく、最悪の場合は購入後すぐに引越しを強いられる方もいます。
マンションの場合は、戸建と比較しても隣接する部屋が何戸かあるため、音のトラブルが起こりやすいです。
特に活発な年頃の子連れの家族連れがこのトラブルに巻き込まれるケースが多く、小さい子供が走り回る音や泣き声や大声などが原因となり、上下階左右住戸の住民からクレームが来たり、後のトラブルになり、同マンション内に居づらくなって、その物件には引越したばかりにも関わらず、新たな住替え先を探して欲しいという相談が多くあります。
マンションほどでは無いですが、戸建の場合も騒音トラブルもありますが、区画ごとにゴミ捨て場が決まっていて、ゴミ捨ての方法や自治会、地区のルールなどの遵守がマンションと比較するとより一層求められます。
古くからの暗黙のルールや決まりごとがある場合は、もちろん内覧や営業マンの話だけではわかりません。
こういった地域や周辺の住民内のルールをよく知らないが故に、周辺住民や隣人などとの関係が悪化し、生活がしづらくなるというトラブルもあります。
このような近隣住民とのトラブルは、必ず未然に防げるものでは無いですが、大体の場合は、売主サイドにヒアリングをすることで防ぐことができます。
居住中の物件の場合
直接売主と会って物件の話や周辺環境、近隣住民や独自のルールをヒアリングすることができるため、事前に以下のような質問リストを作成した上で、内覧に臨むことで購入後に聞いていなかったがためにトラブルに巻き込まれる可能性は大いに減るでしょう。
①上下階左右はどんな方が住んでいますか?
②今まで音のトラブルやペットの飼育などによるトラブルがありましたか?
③マンション全体の居住している層はどんな層が多いですか?
④マンションのルール(管理規約等)で特殊だと思うルールはありますか?
⑤管理組合の役員の選出方法や回ってくる順番は?業務内容は?
⑥管理員さんはどんな方ですか?
⑦ゴミ捨ては曜日指定や時間指定がありますか?
…etc
①隣接地のみならず、近隣住民はどんな方が住んでいますか?
②定期的に自治会などのコミュニティの集まりや関わり合いはありますか?
③ゴミ捨て場はどこですか?ゴミの収集方法や時間、当番はありますか?
④周辺に変わった方は住んでいないですか?何か周辺でトラブルはありましたか?
…etc
近隣住民とのトラブルが最も大きな悩みの種となる場合が多いため、上記の質問リストを参考にあなたの気になる質問事項は必ず事前に準備しておきましょう。
空き家の物件の場合
内覧前に事前に不動産会社の担当者を通して、必ず質問リストを売主にヒアリングしてもらいましょう。
ここで不動産会社の担当者によっては、きっちり調査をしないままに回答する営業マンもいます。
購入後に発覚した場合には、損害賠償の請求や責任の所在を明らかにするために必ず文書かメールで残しておきましょう。
近隣トラブルや騒音トラブルの多くは、事前にきっちりヒアリングを怠ったことが原因です。
逆に言えば、きっちり確認さえすれば、あなたがトラブルに巻き込まれる可能性は減少するのです。