アパート経営のメリット・デメリット(リスク)を徹底解説!!
節税効果が最も期待できる土地活用!
土地活用でアパートやマンション経営を検討している人は多いと思います。
ここでは、アパートやマンション経営のメリットはもちろん考えられるリスクを詳しく解説していきます。
- アパート経営は儲かるのか?
- 本当に節税効果があるのか?
- 別の土地活用と比較してどうなのか?
などなどアパート経営に興味を持たれている方はこんなことを考えていると思います。
- アパート経営のメリット
- アパート経営のデメリット(リスク)
- 土地活用のコツ
- 土地活用アパート経営での節税効果
- アパート経営に失敗する人の特徴
このような内容を知ることができます。
アパート経営に興味がある方は是非最後までご覧ください。
アパート経営とは
ここでは、土地活用でのアパート経営を知ってもらうためにも基本的なことから解説します。(アパート経営とはが必要ないという方は次の項目へ飛ばしていただいて結構です。)
アパート経営とは、所有するアパートの部屋を賃貸にだし、その部屋の入居者から家賃等を毎月もらう不動産業になります。
今までは、所有している土地にアパートを建設して経営するのが一般的でした。
現在は新たに土地を購入して、その土地にアパートを建設するケースや土地と中古アパートを購入するケース等も増えてきています。
アパート経営(マンション経営含む)をおこなうための資格などはありません。初めての方でもしっかりと計画を立てておこなっていけば無理なく始められる不動産事業といえます。
特に最近はサブリースシステム(一括借り上げ保証)を利用して、一切の管理・運営を管理会社に任せる人が増えています。しかし、このサブリースシステムでは多くトラブルが発生しているのも事実です。
(投資として不動産業をおこなっていく場合は絶対におすすめしません。サブリースをおこなうくらいならしないほうがいいと私は考えています。)
アパート経営のメリットは、景気の影響を受けにくい特徴があり、入居者がいる限り長期的に安定した収入を得られること、土地にかかる固定資産税(都市計画税等も)、相続税を節税する「節税対策」として最も有効な土地活用の方法ともいえるでしょう。
次の項目からは、土地活用のアパート経営でのメリット・デメリットについて解説していきます。アパート経営に興味をお持ちなのであればメリット・デメリットは再提言しておきましょう。
土地活用のアパート経営の7つのメリット
- 自己資金が少なくても可能
- 長期的に毎月安定した家賃収入を得られる
- 特に節税効果が高い活用方法
- 不動産の中では流動性が高い
- 地域によっては家賃を高く設定可能
- 戸建の建設ができる場所であれば狭くても可能
自己資金が少なくてもアパート経営を行うことが可能
アパマン経営では、自己資金がたくさんないとできないと考えている方も多いことでしょう。
しかし、800万円~1000万円程の自己資金を持っていれば、アパマン経営を行うことが可能になります。
基本的には、金融機関から融資を受けてアパマン経営をスタートするので、自己資金が0では厳しいですが、アパマン経営かかる費用の1割程度をお持ちなのであればだれでもアパマン経営をスタートすることができます。
長期的に毎月安定した家賃収入が入る
アパート経営では、入居者が住んでくれる限り長期にわたって毎月現金で家賃収入を得えることができます。
アパートやマンションの管理は管理会社に任せることができるので、手間がかからず忙しいサラリーマンや公務員の方などにも副業として最適な土地活用だといえます。
管理業務を任せる管理会社へ支払う手数料は、毎月の賃料収入の大体3%~5%の間になります。(その中に清掃費が含まれることもあります。契約によって変動アリ)
今後の雇用不安や将来の年金に不安をお持ちの方が多い現在の日本ですが、サラリーマンの方にとっては、給与以外の安定的な副収入を得られる点が大きな魅力となります。
土地活用の中でも特に節税効果が高い
アパート経営による税金対策のメリットは、3つあります。
特に土地活用の中でも最も節税効果が高い土地活用方法になります。
- 固定資産税・都市計画税の軽減措置
- 相続税の評価引き下げ効果
- 所得税・住民税の節税につながる
固定資産税・都市計画税の軽減措置
固定資産税・都市計画税が軽減される点です。
土地に建物がない更地等の状態では軽減措置はありませんが、アパートを建てると土地の税額が6分の1に軽減されます。
また、市区町村によっては都市計画税の軽減もあります。都市計画税は、固定資産税評価額の0.3%の税率になります。この都市計画税もアパート経営をおこなうことで「固定資産税評価額」が最大3分の1になります。
大都市圏などの地価の高い地域でアパート経営すれば大きな節税効果を受けることが可能です。
相続税対策としても有効
相続税における軽減措置がある点です。アパートの場合、建物で3割、土地で2割前後の評価減が可能になります。
相続税対策として検討している方にはおすすめの土地活用と言えます。
所得税や住民税の節税につながる
不動産業をおこなうことで事業者として必要経費が認められる為節税効果につながります。
一般のサラリーマンの給与は「給与所得」になりますが、不動産投資によって得られる家賃収入は「不動産所得」になります。
サラリーマン・公務員の方が不動産を建て不動産所得を得るようになれば、自分で確定申告する必要がでてきます。確定申告する際に経費として計上できる部分が多ければそれだけ課税所得を圧縮することができるので結果として所得税や住民税の節税につながります。
また、これは、私もやっている方法ですが、家族をアパート・マンション管理の専従者にすることによって「専従者給与」を支払い、その費用も経費に計上ができます。
さらに青色申告による特別控除もあります。
地域によっては家賃を高く設定できるので高収益になる
アパートマンション経営で設定する家賃設定は、物件の周辺相場を調査しながら家賃を決めていきます。
福岡の市内ではワンルームマンションであれば新築でも大体5万前後で住むことができますが、東京のワンルームマンションだと高いところでは10万円超える家賃のアパートマンションも存在します。
家賃を高く設定することができればそれだけ高収益になる土地活用だといえます。
戸建てが建てられる広さがあれば狭い土地でも可能
戸建ての住居が建てられる土地の広さがあれば、アパート経営は可能です。
アパート・マンション経営する場合、100坪以上の土地の広さがないとできないとイメージする人も多いのですが、実はそんなこともなく、家を建てられる広さがあればアパートマンション経営も可能になるのです。
ただし、アパート経営をする上で注意すべき点が二つあります。
- 立地条件を知ること
- 事業者目線と入居者目線で設備を整える
立地条件を詳しく知ること
アパート経営する際は周辺環境などの立地条件を知ることは重要です。
建設する土地での建築に関する法規制はもちろん・入居者のニーズがあるので、それらを踏まえた上での事業計画を立てることが大切なのです。
少子高齢化が進み高齢者増えたり結婚をしない単身者も増えてきています。また、地域によってその周辺に住んでいる人の形態は様々です。このことからも入居者のニーズは多様化していますし、今後もさらに進んでいくでしょう。
立地条件とニーズに見合った建物を建てられると、高い入居率・低い退去率を実現することが可能になるはずです。
事業者目線・入居者目線で考える
アパート経営は、事業です。
建物の建築と居住スペースの設備において、適切な投資配分が行えるかどうかという点がととても重要です。
できるだけ建築コストを下げるという事は大切ですが、それでは入居者目線で入居者が住みたいという部屋は提供できません。
アパート経営では、長く住んでもらえるアパートが理想的です。入居率が高く、数年は退去しない居住スペースを持つアパート等を調査し、設備を選定しバランスの良いアパートを建築できるようにやっていきましょう。
ちなみに設備では、ウォシュレット・モニター付インターフォン・風呂トイレ別・洗面台よは外せない設備と言えます。
この設備を入れるとどれくらいのコストがかかり、どのくらい家賃に反映させることができるのか?ということを考え成功できるアパマン経営をおこなえるようになっていきましょう。
土地活用のアパマン経営のデメリット
- 初期投資額が高額になる
- 短期的な活用方法には向かない
- 競争の激化で今まで以上に空室リスク有
- 不動産は流動性が悪い・転用性が低い
- 家賃滞納リスク
- 金利上昇リスクがある建物老朽化リスク
初期投資額が高額になる
初期投資額は、土地活用の中でも最も高くなる可能性があるといえます。
- 太陽光発電は、大体1500万円前後
- コインランドリーは3000万円前後
- トランクルームは2000万円前後
- 駐車場経営は0円からも可能
現在注目されている土地活はこのような初期投資がかかります。(やり方によっても変わるため初期投資額は平均的な額を紹介しています。)
しかし、アパート経営をする場合はさらに初期投資が高額になります。
- アパート経営は安くても5000万円以上はかかる
アパート経営は、どれだけ安く考えても最低で5000万円以上はかかるのです。
短期的な活用方法には向かない
アパート経営は、建物を建てるまである程度の時間が必要になります。また、建設費用も大きな金額がかかってくるため、短期的な活用方法(投資)には向いていません。
競争の激化で今まで以上に空室リスク有
賃貸経営では、いかに入居率を高めて退去(空室)を極力なくし、家賃収入を維持するかが家賃収入を得る際のポイントになります。
しかし、入居率はオーナー(大家)側の努力だけではどうにもならない部分もあります。
現在多くの地域では、住みたい需要よりも部屋が多く存在し供給過多と言われる時代に突入しており、世帯数の減少傾向も指摘されています。
住宅全体の戸数が需要を上回っている状況でアパート・マンションにおいても供給過多の状況にあります。
賃貸の部屋を探す人の多くは、どうしても新築物件に人が集まりやすいので、アパート経営開始当初は、入居者が集まっても、数年経つとライバルの多い地域だと他の新築物件に入居者を奪われる可能性もあるのです。
例えば、大きな需要となる大学・施設や工場・大企業などが移転することになれば、それだけで賃貸経営には大きな打撃になりますし、自分の土地の近い地域で再開発や路線延長による新たな駅の出現、新たな商業施設の出店による利便性の環境変化などでも影響を受けるのです。
こうした需要の変化は、予測しづらいですが、少子高齢化による人口減少・世帯数減少はわ多くの方がわかっている事実ですので、ピンポイントでターゲットを絞ったアパート経営をおこなうことで、入居者を獲得しやすいアパート経営をおこなうことは可能になります。
これからアパート経営を成功させるためには地域のニーズを自分自身で把握することが重要です。
単身者向けなのか既婚者(又はdinks)向けなのか、ファミリー層向けなのか、若者向けなのか、中高齢層向けなのか等、土地を所有する周辺施設はどの層が利用しているのかなど、ライバル物件の調査も含めて、確実にマーケティングをおこなっていけば、将来安定した賃貸経営ができるかが成功・失敗の境目になります。
不動産は流動性が低い商品・転用性は低い
流動性とは、売買や他の資産への変更が簡単であるかどうかを表します。預金などであれば即日現金化できます。
流動性が最も高いのは現金になり、続いて株式投資などの有価証券等です。
不動産は、すぐに売却したい時でも最低でも1ヵ月~3カ月はかかります。そもそも買い手が現れなければ何年たっても現金化は不可能です。
このようなリスクの事を「流動性のリスク」といいます。
ただし、流動性が悪い資産にはなりますが、株式投資などの株などと違い価値の変動は緩やかになります。
家賃滞納リスク
入居者がいれば、安定して家賃収入が発生しますが、アパマン経営では家賃の滞納リスクが考えられます。
この滞納リスクをのために「滞納保証会社のサービス」を利用することが最善策です。
家賃の未納は二重三重の損失です。
入居者が必ず毎月しっかり家賃を支払ってくれる保証はどこにもありません。家賃を滞納したり、居座られたり、夜逃げされたりという問題が発生するリスクがアパート経営にはあるのです。
所有する部屋が1つしかない場合は、被るダメージは100%です。
空室以上にたちが悪いのが「滞納」で、家賃が滞納された場合、経理上は「未収金」になり、売り上げとして計上する必要があります。売り上げに対して課税されることになるので多大な損失になってしまいます。
家賃滞納リスクへの対策
- 入居者審査を厳しくする
- 滞納保証サービスを利用する
金利上昇リスクがある
現在は、超低金利時代が長く続いています。
不動産投資の考え方で「イールドギャップ」というものが存在します。
イールドギャップとは、期待される不動産の利回りから借入金利(長期金利)を差し引いた数値の事です。例えば「不動産投資利回り10%-金利2%=イールドギャップ8%」です。
日本は、イールドギャップが大きいため投資するのに適した市場であると言えるのです。
ただし、投資に適した市場と言われる日本でも今後は、金利上昇の可能性が高まっています。
ここでは、1000万円を「1%」「3%」「5%」で借りた時の毎月の返済額と返済総額について表にしてわかりやすくしてみました。
1000万円を借りた場合 | 金利 | ||
毎月の返済額 | 1% | 3% | 5% |
10年の返済月額 | 8.8万円 | 9.7万円 | 10.6万円 |
15年の返済月額 | 5.9万円 | 7万円 | 7.9万円 |
返済総額 | |||
10年の返済総額 | 1051万円 | 1159万円 | 1273万円 |
15年の返済総額 | 1077万円 | 1244万円 | 1423万円 |
金利上昇リスクのための対策
- 金利変動を見込んだうえで収支計画を立てる
- 固定金利で資金を借りる
建物老朽化リスク
修繕リスクは築15年を経過した建物で多く発生する可能性があります。
例えば給排水設備、外壁や共用部分など大掛かりになる修繕です。さらに入居者が入れ替わる際には、大規模な室内リフォームが必要となります。
修繕を考慮して毎月積み立てるのが鉄則になります。
建物老朽化リスク対策
- 日常点検をおこなうこと
- 定期的なメンテナンスをおこなうこと
- 大規模修繕などをおこなうこと
火災・地震の災害リスク
日本は、地震大国と呼ばれ地震は避けて通れない課題です。火災や地震などに対しては損害保険でカバーするのが基本です。
地震のほかにも、ここ数年は豪雨被害が頻発しており、1年に1度は様々な地域で豪雨被害が発生しています。最近では、岡山県真備町や広島県の豪雨災害が様々なメディアに取り上げられています。
そして、1年前では福岡県の朝倉市の九州北部豪雨なども発生し、近年は特に甚大な豪雨被害が発生しています。
さらに政府の特別機関である「地震調査研究推進本部」によると、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が、三大都市圏を含む関東以西の太平洋側で非常に高い結果がでているようです。
参考: 全国地震動予測地図2014年版 ~全国の地震動ハザードを概観して~ 本編
加えて大規模な火災と、沿岸部では津波も起こりやすいことを考えると、せっかく建てたアパートやマンションを災害で失うのは避けたいでしょう。
火災・地震に対する対応策の基本は「しっかりと保険をかけること」。
地震保険は任意なので保険料も非常に高いの迷うところですが、保険をかけない物件が倒壊してしまったらそれこそローンが残る結果になってしまいます。
火災・地震などの災害リスク対策
- 保険をかけること
- 複数物件の購入でリスク分散する
土地活用のアパマン経営がおすすめな人
- 立地の良い土地を持っている人
- 家賃相場が高いエリアに土地を持っている人
- 相続税対策として土地活用をおこないたい人
- 長期的に安定した収入を得られる有効な土地活用をしたい人
立地・利便性の良い土地を持っている人
住環境の良い、比較的価値が高いと言われるエリアに土地を持っている方は、アパート経営で最も大切な要素を満たしているため、アパート経営に向いている可能性が高いといえます。
また、駅から徒歩10分圏内等の利便性の高い立地であれば「立地条件」も満たした素晴らしい環境ですので、「安定性」「収益性」「節税効果」等のバランスが取れた「アパート経営」に最も適していると言えますし、中高層建築も可能な用途地域であれば土地を目一杯活用した「マンション経営」等も検討するとよりよい土地活用ができます。
家賃相場が高いエリアに土地を持っている人
賃料相場の高いエリアに所有する土地がある場合には、安定性・収益性・節税効果が高いので非常にメリットが多く「アパート経営」が最適です。
ただし、このような家賃相場が高い地域では、様々な土地活用をおこなえる可能性があることも多く、アパマン経営に限らず幅広く土地活用の可能性を検討するべきだと考えています。
土地活用の専門家に相談する際は、アパマン経営だけに限らずあなたが求めるものを最大限に得られる土地活用を見つけていきましょう。
相続税対策として土地活用をおこないたい人
土地活用の中でも相続対策として、アパート経営(住居系の土地活用)が最も有効になります。
相続税対策をメインに考えて土地活用する場合は、必ず選択肢の中に「アパマン経営」を入れて検討を進めるとよいでしょう。
仮に毎年・毎月の得られる収入自体が少なく感じたとしても、相続時の節税効果・固定資産税・都市計画税の軽減措置分までを入れて考えると有利になるケースも非常に多くあります。
長期的に安定した収入を得られる有効な土地活用をしたい人
数ある土地活用の種類の中で、国が買取価格を固定している「ソーラー経営」についで安定性が高いのは「アパート経営(住居系の土地活用)」といえます。
当然、エリア毎の人口動態やマーケットニーズをきちんと捉えて、需要のあるプランニングを行う必要はありますが、それらがクリアできていれば長期に渡って比較的安定経営可能なのが「アパート経営(住居系の土地活用)」です。
安定性を重視するのであれば、「アパート経営」は選択肢の中に入れて検討するようにしましょう。
土地活用のアパート経営が最も節税対策に向いている理由
相続税対策 | 固定資産税対策 | |
賃貸アパートマンション (賃貸併用住宅含む) |
〇 | 〇 |
高齢者向け賃貸住宅 | 〇 | 〇 |
介護福祉医療施設 | 〇 | × |
貸しビル(オフィス・店舗) | 〇 | × |
駐車場(コインパーキング) | ▲ | × |
事業用定期借地権 | ▲ | × |
土地活用の目的は人それぞれ様々だと思います。
税金対策・老後対策として土地活用をおこなうかたも多くプラス家族へしっかりと資産を残してあげたいと考えている方も多いでしょう。
また、社会貢献・地域貢献をしたいという人も中にはいるかもしれません。
アパート経営が最も節税対策に向いている理由は上の表を見ていただけるとご理解いただけると思います。
- 相続税対策に有効
- 固定資産税・都市計画税の軽減措置
この2つの節税効果がある土地活用だから最も有効なのです。
土地活用でアパート経営を始める流れ
- 土地活用会社に相談
- 敷地調査
- 市場調査
- プラン・見積もり提案
- プラン決定
土地活用をしたいと考えた場合、まずは「土地活用の専門家」に相談することが大切です。
また、1つの土地活用会社に相談するのではなく必ず複数の土地活用会社に相談し、もっとも良いプランを提案してくれる土地活用会社を探すことが土地活用成功のためにも大切です。
土地活用でアパート経営を行いたい場合でも、あなたの土地がアパート・マンション経営に適しているのか、さらにはもっと良い土地活用方法がないのかを土地活用会社は考えてくれます。
ここで土地活用について相談する際の注意点をお伝えしておきます。
土地活用会社1社のみに相談しない!!
すでにアパートもしくはマンション経営をおこなうつもりで、相談するかたもいると思いますが、必ずしもあなたの土地がアパマン経営がベストな土地活用とは限りません。
さらに土地活用会社によって得意な活用方法・不得意な活用方法がありその会社にすべて任せればどんな土地活用方法も対応してくれるという訳でもありません。
必ず複数の土地活用会社に相談し土地活用を始めていくことが重要!!
複数の土地活用会社に相談することで、もっとも収益の高い土地活用プランはどれか、そしてあなたに会う担当者を知るきっかけになります。
土地活用は収益性がもっとも大事なのではなく、節税効果も加味しながら考えることが大切です。そのためにもまずは複数の土地活用会社に相談しましょう。
また、土地活用で複数の会社に相談する場合に便利なサービスをご紹介しておきます。
それが「土地活用プラン一括資料請求サービス」です。
ここで紹介するサービスは、NTTデータグループが運営している安心と実績のある資料請求サービスです。相談できる信頼できる土地活用会社をすぐに知りたい時はコチラのサービスを利用してください。
≫≫NTTデータスマートソーシングの土地活用、不動産投資プラン一括請求サイト【HOME4U 土地活用】
土地活用のアパート経営で相談するべきおすすめの業者
一般的にアパート・マンション経営に興味がある場合に相談できる会社を紹介しておきます。
実際には、地域によって大小さまざまな土地活用会社が存在しているので一概に大手だから安心という訳でもありません。ですが、土地活用の実績が多い企業なのは確かなのでここでは、主に大手の土地活用会社を紹介しています。
次に土地活用のアパマン経営で失敗する人の特徴について紹介しておきます。アパート・マンション経営を検討中の方は必ず知っておいてほしい内容になります。
土地活用のアパート経営で失敗する人の6つの特徴
表面利回りだけで判断する
アパート経営をするなら、利回りを意識するのは当然です。
表面的な利回りの数値をそのまま鵜呑みにしてはいけません。
まず、その利回りが空室率や修繕費・税金等を考慮したものかどうかを把握することが大切です。
利回りは満室時の家賃を想定して算出されていることがほとんどで、空室率が考慮されていない場合、1室でも空室が出たときは家賃収入はその利回りを下回ることになります。
例えば、利回り10〜12%が期待できるアパート経営プランがあった場合、始めてみたら空室が想定以上にでてしまい、実際の利回りが6〜8%程度になってしまうということもあるわけです。
目先の数字にとらわれ、大丈夫だと判断せず、その根拠や信頼性をしっかり確認しておかないと失敗してしまう可能性が高くなります。
また、管理をすべて自分でおこなえば、管理業務を管理会社に任せることなく当然、管理費がかかりません。
しかし、何棟も賃貸経営をしてきた玄人であれば別ですが、アパート・マンション経営が初めての人なのであれば自分でやるのはあまりにも危険です。
想定外の自体が発生することもありますし、自分で行うことでの業務負担、クレームなどでの精神的ダメージがある可能性がでてきます。
もし、何かしら自分で行おうと考えているのであれば清掃くらいにとどめておいた方が賢明です。
管理費は、毎月の賃料の大体3%~5%を管理会社に支払うことになります。その数%を払うことで時間的負担・精神的負担が軽減されるのであれば私は十分だと考えます。
ローンの返済金額の設定が高い
アパート経営を行うのに、全額自己資金で行える人はほとんどいないと思います。
20年~35年のローンを組むのが一般的でしょう。
アパート・マンション経営では、毎月家賃収入が発生しその収益からローンの返済を行っていきます。
ただし、少しでも早く完済したいと考え、月々の返済額を高くしすぎてしまうのはよくありません。
例えば10戸あるアパートを建設したとしましょう。
空室率30%でローンを支払えるギリギリの返済額にした場合、空室が50%になった場合ローンを返済することができなくなる可能性があります。
また、家賃滞納者もでてくる可能性も0ではありません。ローン返済が家賃だけで賄えなくなると、金銭的負担もかかってきて、精神的にもかなりきつくなります。
いずれにしろ返済は短期間で終わるものではないので、不測の事態が起こって安心してアパート経営できるように余裕をもって返済を続けられる返済金額に設定しておくことをおすすめします。
毎月の家賃収入の50%を超えないレベルで返済額を設定できると良いと思います。
専門家に相談せず物事を自分の解釈だけで決める
- 「この地域は学生が多いから入居率がよさそう」
- 「単身世帯の新卒社会人をターゲットにしよう」
など自分なりに考え、その考えにもとづいたプランでアパート経営の話を進めてしまう人がいます。
土地活用と言えど、投資ですし、自分の土地勘などで事業の話を進めていく人は、必ず失敗します。
自分で仮説を立てていろいろなことを想定することは非常によいですが、調査などはプロにおこなってもらいプロからの調査報告データを元に検討することが重要です。
あなたが想像したニーズと、実際のニーズが異なるということは十分考えられますし、そのようなマーケティングのデータはアパート経営を得意とする多くの企業が持っているので情報に信頼性がありますし、正確です。
何事も思い込みで話を進めていくと非常に危険ですし、本来得られたはずの何かしらのチャンスを逃す可能性もあるといえます
ただし、何度も言っているように1社だけに話をもって相談に行くと、その情報が本当に信頼できる情報なのか判断がつきません。
必ず複数の土地活用会社に相談することを忘れないでください。
業者の意見を正解と思い込み自分で一切考えない
アパート経営のプラン提示をしてくれる会社の意見は必ず聞くべきです。
しかし、すべて鵜呑みにして自分で何も調べないのは非常に危険です。
アパート経営は投資です。投資でもあり「経営」です。
事業を行っていく以上、土地活用だからと言って専門家がいうことを全て信じてはじめないことをおすすめします。プランの提案を受けた後は自分自身でもよく調査し考えてOKのサインを出すようにするとあとあと後悔することがないでしょう。
情報収集だけしていつまでたっても行動しない
いろいろな本を読んだり、インターネットで検索したり、業者に問い合わせたりといった情報収集は非常に重要です。
しかし、知識は必要以上に持っているのに、一歩踏み出さずに結局何もしないという人は多くいらっしゃいます。
十分な情報を得た上で慎重に行動することはとても大事です。しかし情報を集めたのに何もしなければ、情報収集に使った時間はすべて無駄になります。
ただその情報収集を元に「アパート経営をしない」と決断をしたのであれば、そのために行った情報収集は無駄ではありません。
ここで一番お伝えしたいのは、慎重になりすぎて何もしないことのほうがリスクが高くなるということです。
石橋を叩いきすぎて渡れない状態にならないように注意が必要です。
将来的な予測などを加味せずどうにかなるだろうと考え動く
アパート経営は最低でも10年以上は続くものです。
スタート時点の環境条件だけで判断してはいけません。
よくあるのは、周辺の居住ニーズや家賃相場を考えて物件を建ててアパート経営が数年間はうまく経営で来ていたけど
近隣にライバルとなる新築アパートが建った事で空室が増え、競争が激化して家賃を下げなくてはならなかったというケース。
もちろん、将来のことは誰にもわかりません。
考えても正確な答えは出ないでしょう。しかし、最悪の事態を想定してアパート経営をおこなうことは可能です。
例えば、今後アパートが建つ可能性のある土地などは近くにないか?そこにアパートが建って入居率や家賃が下がってもたいおうすることができるか?などなど、予測して対処することは可能なはずです。
土地活用での失敗を未然に防ぐには土地活用プランを比較して最終判断することが重要
土地活用は、アパート経営のほかにも様々な活用方法が存在します。
以下の記事では土地活用の種類をランキング形式でご紹介しています。アパート経営以外の土地活用について詳しく知りたい場合は是非参考にしてください。
人それぞれ土地活用をする目的は様々ですが主にこのような目的を持って土地活用を検討されているはずです。
- 新たな収入源を模索している
- 節税対策・相続税対策として
このような目的をかなえるためにも土地活用では「土地活用プランを比較する」ことが非常に重要です。
土地によって広さや形はそれぞれ違うので、その土地にあった「最適な土地活用プラン」を模索することが大切なのです。
しかし、自分では最適な土地活用プランを見つけるのは大変です。そこでおすすめなのが
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土地活用アパート経営完全攻略ガイド!成功する人と失敗する人の境界線まとめ
いかがだったでしょうか?
土地活用でのアパマン経営のメリット・デメリットについてご理解いただけたでしょうか?
土地活用でのアパート経営は定番中定番ですが、メリット・デメリットを知っておくことで今後の土地活用方法を検討する際に必ず役立つはずです。
アパート経営は、末永く行っていく土地活用ですので、現在の土地所有者はもちろん子孫へとつないでいく準備も非常に重要になります。
そのためにも相続税対策・固定資産税・都市計画税対策として土地活用をおこないたい人にとってはベストな土地活用と言えるでしょう。
是非あなたの土地に最適な土地活用を見つけてみてください。
土地活用でのコインランドリーのメリット・デメリットについて知りたい方はコチラの記事を参考にしてください。↓↓
駐車場経営のメリット・デメリットについて知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
太陽光発電に興味をお持ちの方はコチラの記事を参考にされてください。
土地活用のテナント経営に興味をお持ちの方は是非こちらを参考にしてください。
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土地活用は様々な種類が存在します。しかし、そもそも土地活用のメリット・デメリットとは何なのか?基本的な土地活用の本来のメリット・デメリットについて丁寧に解説しています。
土地活用では、土地活用の会社選びというものが重要です。以下の記事では、土地活用時に大切な土地活用会社の選び方について解説しています。
土地活用を初めておこなう人は、土地活用の基本的な流れを知りたいという方もいると思います。この記事では、土地活用の1~10までの基本的な流れを詳しく紹介します。
土地活用では、土地それぞれに最適な土地活用が存在します。
しかし、土地活用を初めておこなう人は、所有する土地の最適な活用方法は見当もつきません。
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下記の記事では、HOME4U土地活用の口コミ・特徴・メリットなど気になることを徹底的にまとめてみました。