マンション売却の極意(コツ)を徹底解説!!
初めてマンション売却をされる方へ、マンション売却を成功させるための流れとコツについて徹底解説していきます。
「マンション売却で売却するための流れとその手順は?」
「次の住替え資金も準備できるよう高く売却したい」
「マンション売却をした後の利益が出た時の税金は?確定申告するべき?」
「マンション売却するべきか賃貸に出すべきか迷ってます」
このように、はじめてマンション売却するときは様々な悩みをかかえてどうすればいいのかわからない。という方が多くいることでしょう。
マンション売却後は、おそらく次の自宅マンション等の購入資金も必要なため、いかに高く売ることができるかが重要になってくるはずです。
さらに高く売却した後は、その売却後の税金がかかってくるのか?という心配もでてくるはずです。
そんなマンション売却にかかる疑問や悩みを徹底的に解決し、次の暮らしへ向けた準備を万全にするためのマンション売却の流れと売るときのコツについて詳しく解説します。
- マンション売却の基本的な流れとコツがわかる
- マンション円滑に高く売却できる流れがわかる
- マンション売却で最も重要なポイント
- 売却・買取・賃貸どれがベストかわかる
- 売却後の税金と確定申告の要否がわかる
この記事を読んでくれている読者の方は、きっとマンション売却前・中・後の不安なことがたくさんあって整理できていない方もいると思います。
私も初めてマンションを売却するときはそうでしたし、不動産業にかかわって10年以上たちますが売主側になって初めて感じた不安もありました。
「本当に売れるのかな?」
「売却後トラブルないかな?」
「次の資金を確保できるかな?」
「税金いくら払うことになるんだろう?」
本当マンション売却するときは「高く売れた」時の事を考えてニヤニヤすることもあれば、大丈夫か?と不安になることもたくさんあります。笑
しかし、安心してください。
私がマンション売却した時の流れを余すことなく紹介することで、きっとマンション売却を成功させることができますし、次の住み替え先の準備資金を得る方法までわかりやすくご紹介させていただきます。
私が解説するマンション売却の流れに沿っていくだけで通常よりも1000万円以上高く売ることができる可能性を秘めています♪
このマンション売却の記事は、初めてのマンション売却をする人に役立つ記事となるよう非常に長くなっています。
時間があるときにゆっくり読んでいただけるようブックマークなどして、後でじっくり読んでいただければと思います。
それでは、マンション売却を成功させる知識をゆっくりご覧ください♪
マンション売却の基本的な流れ
初めてのマンション売却すごく不安に感じていると思います。
でも、安心してください!!
このマンション売却の流れとコツを知ることで、きっとあなたが想像する以上により良いマンション売却をおこなうことができます!そして、その通りにマンション売却をすすめていけば満足できる売却間違いなしです!
マンション売却の基本的な流れはこのような順番になります。
また、引渡しまでの期間を入れてマンションにもよると思いますが大体「4カ月~6か月」みておくと良いでしょう。
マンション売却は、売り出してから様子をみるのではなく最初の数カ月で売却へもっていくことが重要だと私自身は考えています。
また、ここでは仲介での売却をメインに紹介していきますが、売却金額が安くなってもいいから早く売却したいという方は「買取」選択肢もおすすめです。
≫≫【不動産買取のメリット】買取と仲介との違いは!?買取は損なのか?
マンション売却の基本的な流れは把握していただけたかと思います。
ここからは、【マンション売却を成功させるための最短ルート】を解説していきますのでじっくりと読み進めていってください。
マンション売却で1番重要なポイントは「良い不動産会社」を探す
マンション売却ではいかに「良い不動産会社と担当者」を見つけられるかがとっても重要です!!
「良い不動産会社」と「担当者」を見つけること、そして「どんな媒介契約」でマンション売却を進めていくかで結果が大きく変わることがあります。
不動産会社によって査定価格が大きく違うことも
これは、私の物件で実際に査定してもらった時の査定価格です。
不動産会社 | 査定価格 |
大手不動産会社R社 | 5000万円 |
大手不動産会社M社 | 4800万円 |
大手不動産会社S社 | 5000万円 |
地元不動産会社F社 | 4500万円 |
地元不動産会社R社 | 4000万円 |
このように不動産会社によって査定価格が違うので、必ず複数の不動産会社に査定を依頼しなければいけません。
さらに、経験豊富で実績のある不動産会社なのかマンションがあるエリアに強い担当者であるのかなど、査定価格と同時に良い会社・担当者なのかを比較して見極めることがとっても重要なのです。
では、どうやってそんな「良い不動産会社&担当者」を見つけたらよいのでしょうか?
下手な不動産会社にマンション売却したらテキトーな金額で安く売却させられる可能性もでてきます。
良い不動産会社を見つけることができれば、マンション売却の基本的な流れで紹介した手順ですべて任せることができるので、あなたがマンション売却でとられる無駄な時間が減ります。
さらに、税金に関する相談、今後の住まいについての相談、すべて的確なアドバイスをもらえることになります。
そこで、マンション売却する際に絶対に必要不可欠なサービスが「不動産一括査定サービス」というものです。
信頼できる不動産会社のみが参加しているので、初めてのマンション売却の方でも安心して不動産会社を探すことができるのです。
マンション売却のコツ①「良い不動産会社」を見つけるために不動産一括査定を利用する
【マンション売却のコツ】不動産一括査定を利用すれば良い不動産会社をすぐに見つけることができる
不動産一括査定サービスとは、自宅にいながらPC・スマホ・タブレットなどからマンションの大体の情報・個人情報を入力することで、あなたの物件に強い信頼できる不動産会社が表示され、あなたが査定を依頼したい複数の不動産会社のみに査定を依頼することができるサービスになります。
不動産一括査定サービスを利用すると
- 信頼できる不動産会社はどこ?とならない
- どこが売却に強い不動産会社かわかる
- 厳しい審査基準をクリアした不動産会社だから安心
マンション売却をする際、多くの人は自宅マンション周辺で不動産会社を探します。しかし、その不動産会社が本当に「売却」が得意なのかという事は素人目で見ても全く判別がつきません。
また、信頼できるかということも正直判断できません。
当サイトでは、私自身が実際に利用して安心して利用できる「不動産一括査定サイト」のみを紹介します。
さらにサイト側で非常に厳しい審査基準をクリアした会社のみが参加しているサービスだけを紹介するので安心して利用してください。
実際、私もネット上で様々な不動産一括査定サービスを紹介する記事をたくさん見てきました。しつこい営業はないとどこでも言っていましたが、内心は「本当にないのかよ。そんなの嘘だろ」と思ってました。
しかし利用してみたところ、ここで紹介している不動産一括査定サービスでは「本当にしつこい営業はは皆無でした。」
特にマンション売却でおすすめの不動産一括査定サイトはコレ!
もっともマンション売却におすすめの不動産一括査定サービスは以下の2つです。
不動産一括査定サービスの欠点は、地域によっては、査定を依頼できる不動産会社が1社もない、もしくは1社~2社しか選択できないこともあることです。
マンション売却を成功させるためには、最低でも3社以上の不動産会社から査定価格を提示してもらい比較することが大事です。
まずは、イエウールとすまいvalueについてチェックしてください。
- 参加している会社は最大級の1600社以上にのぼる
- イエウールは悪徳業者を排除しています
- 2014年スタートの新しいサイトだが勢いは一番ある
- 無料で利用可能
- 全国対応
イエウールは、不動産一括査定サイトとしても有名なサイトで全国1600社以上の不動産会社の中から最大6社へ査定依頼をすることが可能です。
この不動産一括査定サイト「イエウール」も、厳選した不動産会社を紹介しており、お客様から苦情が多い悪徳業者を徹底排除しています。
ですので、初めての人でも安心して利用できます。
イエウールに参加している不動産会社の数は不動産一括査定サイトの中でもトップクラスなのであなたの住んでいるエリアのマンション売却に強い不動産会社が見つけやすいサービスです。
特に参加している不動産会社が1600社以上と他の査定サイト比較しても多いので、査定を依頼できる不動産会社が1社もないというようなリスクを抑えることができます。
【オススメ】大手の不動産業者のみに査定を依頼するなら”すまいvalue”
- 参加している大手6社のみ(小田急不動産・野村の仲介・三菱地所ハウスネット・住友不動産販売・三井不動産リアルティ・東急リバブル)
- 日本有数の不動産会社6社が運営
- 全国890店舗で対応(2020年4月10日時点)
- 2019年度の売買仲介取り扱い件数6社合計でなんと11万件以上の成約実績で安心
- 大手不動産会社だからこその販売力・顧客リスト・広告費は他を圧倒
- もちろん無料で利用が可能
- 全国対応
おすすめ度:
【すまいvalue】は、比較的新しい不動産一括査定サイトですが「小田急不動産」「住友不動産販売」「野村不動産ソリューションズ㈱」「東急リバブル」「三井不動産リアルティ」「三菱地所ハウスネット」という日本でも超大手と呼ばれる不動産会社等が運営する信頼と実績のあるサイトになります。
2019年度の成約実績が6社合計で11万件という数字を知れば納得の数字と言えます。
大手の不動産会社の強みとしては、やはり「販売力」「顧客数」「広告宣伝費」といった物件を売るために必要な力をどの会社よりも持っているところだと思います。そんな大きな会社が集まり共同で運営しているのであればさらに力は必然的にアップすることにもつながります。
私自身、すまいvalueを利用した経験がありますが、この6社のネットワークを駆使して物件を売却するために動いてくれるのでここまで力強い不動産一括査定サイトはないといえます。
「すまいvalue」は、自身をもっておすすめできる不動産一括査定サイトです!
大手不動産業者にお任せしたいと思うのであれば是非とも押さえておきたいサービスですね!!
すまいvalueは、マンション売却する際には、絶対に利用しておきたい不動産一括査定サービスになります。
その他のおすすめの不動産一括査定サービス
運営歴No1でNTTデータグループが運営している【HOME4U】
- NTTデータグループ会社が運営する不動産一括査定サイト
- 日本最多の利用者数「550万人!!」
- 厳選された1800社の不動産会社のみ参加”悪徳業者は徹底排除”
- 個人情報の管理も万全
- 1分で入力完了で最大6社に一括査定依頼可能
- もちろん無料で利用可能!!
- 全国対応
- 国内で初めて始まった不動産一括査定サービスで現在もトップクラス
- 信頼できる営業担当者が来てくれると評判!!
【HOME4U】は2001年に日本で初めてネット上から不動産査定を一括で行えるようにした今もトップクラスの信頼できる不動産一括査定の老舗サイトになり、厳選された1800社から最大6社の査定価格をまとめて取寄せることが可能です。
これまでの査定件数は1400万件以上でNTTデータグループ会社が運営している点でも安心できます。
その他のポイントとしては、徹底して悪徳業者を排除しているので不動産売却で安心・信頼できる不動産会社を探したいという方には非常におすすめです。
HOME4Uのイマイチなポイントは、やはり他の不動産一括査定サイトと比較すると、参加している不動産会社が少ないという点です。
2017年までは、参加している不動産会社数が500社で非常に少なかったのですが、2018年現在では1000社に増え、2022年には1800社に増加。以前よりも査定を依頼しやすくはなっています。
ただし、エリアによっては査定を依頼できる不動産会社さんがいないということも考えられます。
不動産ポータルサイトで知名度抜群の【HOME'S】
- 参加している不動産会社は現在1500社以上
- 東証一部上場企業が運営
- 国内最大規模の物件データベースで全国の物件を網羅
- ISMSを取得し、個人情報の取扱いを徹底している
- 自分に合う不動産会社を一目でわかるように充実の会社情報を掲載
- 地域密着から大手まで幅広い不動産会社掲載
- もちろん無料で利用可能
- 全国対応
不動産情報サイトと言えば「HOME‘S」といわれるくらい知名度がある「HOME‘S」ですが、賃貸以外にも現在は「不動産一括査定」にも力を入れています。
HOME‘Sだからこそ信頼できる不動産情報も発信しており、2014年~と不動産一括査定サイトの中では比較的新しいサービスにはなりますが、現在までにすでに利用者は420万人を突破しており【HOME‘S】だからこその数字だと言えます。
HOME‘Sの一括査定サイトの特徴として、今までに養ってきた経験を元に現在このHOME'Sの一括査定サイトに参加している会社は最大級の1475社に上り、どこの不動産一括査定サイトよりも【あなたとの相性のいい不動産会社】を見つけられるように各会社ごとの情報を細かく発信。
さらに、HOME‘S独自の掲載基準を満たした会社のみを掲載しているので安心できる不動産一括査定サイトであるといえます。
ホームズは、まだまだ不動産一括査定サイトとしてはスタートしたばかりのサービスになるので、運営実績のある不動産一括査定サービスと比較すると信頼性や実績では若干劣ります。
しかし、総合的に判断すると今までの不動産ポータルサイトとしての実績が十分なので「とても安心で信頼できる不動産一括査定サービス」と言えます。
不動産売却査定のサポートが一番充実【イエイ】
- 2016年2月時点で利用者300万人突破(2017年1月時点では400万人突破)
- 参加している不動産会社1000社以上
- 大手と地元の不動産会社に強い
- サポート体制がどこよりも充実
- 対面で相談窓口も用意している(東京)
- お断り代行サービスもあり
- 全国対応
- もちろん無料で利用可能
イエイは、サービスを開始してから10年以上の不動産一括査定サイトになります。
利用者は現在までに400万人以上にのぼり、コチラも有名な一括査定サイトになります。イエイの特徴として、他の一括査定サイトにはないような動画で売却に成功した方を紹介したりしています。
イエイでは、不動産一括査定サイトでよくイメージされるようなしつこい営業などを行う会社がいた場合イエローカード制度などを設けて悪徳業者を徹底的に排除できる体制を整えています。
また、サポート体制もどのサイトよりも充実しており、不動産売却が初めての人には特におすすめの不動産一括査定サイトといえます。
下記でイエイを利用し売却に成功した方の動画を載せていますので是非参考にしてみてください。
イエイは10年以上の運営をされている不動産一括査定サイトではありますが、他の不動産一括査定サービスと参加している不動産会社の質を比較すると若干劣る部分があります。
しかし、イエイには他の不動産一括査定サイトにはない、「お断り代行サービスなど」独自のサポートを提供しているので、不動産会社に断りを入れにくいなという方はイエイがおすすめですね。
2017年12月には利用者440万人突破の【リビンマッチ】
- 都道府県・企業別売却事例を見ることができる
- 1400社のもの不動産仲介会社が参加中
- 2017年12月には利用者440万人突破
- 信頼できる不動産業者が見つかる
- 売却成立でお祝いギフトがもらえる
- 日本全国対応で無料で利用可能
- 査定価格と比べ115%以上も高い金額で売却できている実績あり!!
リビンマッチを運営する(株)シースタイルは、2006年に「BESTベンチャー100」にも選出されており、2006年12月にはまだ当時では珍しかった不動産一括査定サイトの「不動産&マンション売却査定.com」の運営を開始しています。
2018年現在も「不動産&マンション売却査定.com」は運営されており、現在は「リビンマッチ」の運営もしているため、不動産一括査定サイトとしての基盤や実績は十分にあり、信頼性は非常に高い企業であり、不動産一括査定サイトになります。
また、不動産に関連する多くのWEBサイト・サービスを運営・提供しているため、通常の不動産一括査定サイトを運営する多くの会社よりも実績は多いのです。
- 査定価格と比べ115%以上も高い金額で売却できている実績あり!!
ですので、少しでも高く売却したい人は一度は利用するべき一括査定サイトになります。
リビンマッチのいまいちなポイントは、大手の不動産一括査定サービスのような安心感があまりない点です。
不動産一括査定サイトでは、運営会社の知名度が気になる方もいらっしゃいますので、大手の不動産一括査定サイトの運営会社と比較するとどうしても劣ってしまいます。
しかし、リビンマッチを運営するシースタイルは、上で紹介しているように、不動産×WEBに特化したサービスを10年以上提供し、不動産一括査定サイトも10年以上運営しているので非常に安心して利用できます。
また、知名度はありませんが実績・経験も非常に多いので信頼性は抜群といえるでしょう。
ここまで紹介してきた不動産一括査定サービスのまとめ
サービス名 | 提携不動産会社数 | 対応エリア | 運営歴 | メリット |
イエウール | 1600社以上 | 全国 | 2013年~ | 利用者数 1000万人突破 |
すまいValue | 超大手6社のみ | 全国 | 2016年~ | 超大手運営 |
HOME4U | 1000社以上 | 全国 | 2001年~ | 日本初の サービス開始 |
HOME'S | 1705社以上 | 全国 | 2004年~ | 利用者数 476万人突破 |
イエイ | 1000社以上 | 全国 | 2007年~ | サポート充実 |
リビンマッチ | 1400社以上 | 全国 | 2014年~ | 実績充分 |
首都圏・関西圏の大都市住んでいる人はどの不動産一括査定サービスでも十分満足できる査定依頼をおこなうことが可能ですが、人口が少ないところにお住いの方は参加不動産会社が多いサービスを利用されることをおすすめします。
不動産一括査定サイトを利用した時の本当にあった査定価格差事例
知りアリの不動産会社に査定を依頼する方もいますが、私はおすすめできません。
身内であれば、いいかもしれませんが私であれば身内であっても不動産会社の社長でないかぎり査定依頼・売却依頼はしないかもしれません。
というのも、私の事例を紹介しましたが、複数の不動産会社に査定を依頼しなければその査定価格が「安い」のか「高い」のか判断することができないからです。
不動産一括査定サイトを利用した方の中には、複数の不動産会社から査定価格を提示されその査定価格の差が「1500万円以上」あったという事例も数多くあります。
また、さらにその方は最高査定価格を提示してもらった不動産会社でその査定価格通りの金額で売却することができたということです。
全ての人がこの事例のようになるかといわれると、それは正直はわかりませんが、不動産一括査定サイトを利用することで少なからず高く売ることはできるようになる可能性はアップするということは間違いなく言えます。
あなたは、これだけの査定価格差が現実に起こっているということに驚いたのではないでしょうか?
あなたが、不動産一括査定サイトを知らずに売却すると、もしかしたらかなり低い査定価格で売却を始めていたかもしれませんね。
売ることをすでに決定しているのであれば「訪問査定」を選ぶ
査定価格で売却するか決めるのであれば「机上(簡易)査定」を選ぶ
※机上査定は基本的にメールでのやり取りでOKなので仕事で電話に出られない人でも安心です。
マンション売却のコツ②「媒介契約」は物件によって選ぶポイントがある
- 不動産一括査定で複数の不動産会社に査定を依頼
- 査定価格の提示を受ける
- 良い不動産会社が見つかれば「媒介契約」を結ぶ
このような流れになっていきます。
良い不動産会社が見つかったとしても、あなたがこの「媒介契約」のどれを選ぶかで売却期間が延びる可能性もありますし、想定以上に速い期間で売却することもできるのです。
基本的に「媒介契約」の種類は3つです。
媒介契約の基礎【種類は3つ】
- 専属専任媒介契約
- 専任媒介契約
- 一般媒介契約
マンションを売却する際に仲介の不動産会社と契約を結びます。それが「媒介契約」です。
「媒介契約」のそれぞれの違いは以下の通りです。
専属専任媒介契約 | 専任媒介契約 | 一般媒介契約 | |
---|---|---|---|
他社への重ねての仲介依頼 | × | × |
○ (明示型の場合は、他社へ重ねて依頼した場合は通知義務あり) |
自ら探した相手との直接契約 | × | ○ | ○ |
契約の有効期間 | 3ヶ月以内 | 3ヶ月以内 | 法令上の制限はなし(但し行政の指導は3ヶ月以内) |
指定流通機構(レインズ)への登録 | 媒介契約締結の日から5日以内 | 媒介契約締結の日から7日以内 | 法令上の義務はなし(任意での登録は可能) |
業務処理状況の 報告義務 |
1週間1回以上 | 2週間1回以上 | 法令上の義務はなし(任意で報告を求めることは可能) |
次に媒介契約を決める基準を解説していきます。
良い不動産会社と契約しあなたのマンションに最適な「媒介契約」を結ぶ
立地・利便性が高いマンションをお持ちの方
- 最寄り「駅」まで10分以内
- 人気のある公園や施設が半径500m以内
- コンビニやスーパーマーケットがすぐ近く
- 人気のエリア
- 購入時よりも高く査定されているマンション
このようなマンションをお持ちで売却する場合は「一般媒介契約」をおすすめします。
一般媒介契約であれば、査定をしてもらったすべての不動産会社と媒介契約を結ぶことができますが、あくまで「本当に良いと思った不動産会社さん」とだけ媒介契約を結ぶようにしましょう。
立地・利便性があまり良くないマンションをお持ちの方
- 駅まで15分以上かかる
- スーパーやコンビニまで車などがないといけない(徒歩10分以上
など立地や利便性がよくないマンションを売却する場合は「専属専任媒介契約」もしくは「専任媒介契約」を結ぶようにしましょう。
また、このようなマンションであれば売り出す時期もしっかりと選んで売却を進めていきましょう。
また、戦略をしっかりと立ててくれる不動産会社を選べると予想以上に売却できることも考えられます。
マンション売却失敗確定!こんな不動産会社は絶対に選ぶな!
- 他の不動産会社よりも「査定価格が高すぎる」不動産会社
- 良いことしか言わない不動産会社
- 仲介手数料を値引きしますと強調する不動産会社会社
- 専属専任媒介契約or専任媒介契約だけをすすめてくる不動産会社
- 査定価格を提示した時に売却できる根拠を説明できない担当者
他の不動産会社よりも「査定価格が高すぎる」不動産会社
複数の不動産会社に査定を依頼することで、複数の不動産会社の査定を比較することができます。
しかし、中には異常に高い査定価格を提示する不動産会社もいます。
他の不動産会社の査定価格は高くても3500万円なのに4500万円で提示してくる会社もあります。
この場合、考えられることは2つで
- わざと高い査定価格を提示して媒介契約を結ぶため
- 本当に売れるという根拠をもってその査定価格を提示
1であれば絶対に選んではいけない会社です。最悪一番査定価格が安かった不動産会社よりも安く売却する可能性を含んでいます。
2で、あれば「なぜその査定価格なのか?」売却できる根拠をじっくり聞くことが重要です。そして、根拠が十分であればその不動産会社と媒介契約を結んでも良いでしょう。
良いことしか言わない不動産会社
マンション売却では完璧なマンションなどは存在しないため、良いポイントもあればマイナスポイントがあるのも当たり前です。
しかし、媒介契約を結ぼうと気持ちのいいことだけを言う担当者もいるのは事実です。
ここで一番大事なのは、「マンションを売却」できる力を持っているのかどうかが大事なので、今までの実績なども話しながら少しずつ聞いて実績を確認していきましょう。
仲介手数料を値引きするといって媒介契約をしようとする不動産会社
マンション売却時に仲介手数料を値引きする不動産会社が増えてきています。
しかし、仲介手数料を値引きしてくれる不動産会社だからと言って「マンション売却」できる不動産会社という保証はどこにもありません。
あなたが媒介契約を結ぶべき不動産会社は、あなたのニーズを満たしてくれる「不動産会社&担当者」です。
「いかに高く売却できるか」「いかに希望する期間内でしてくれるか」など人それぞれマンション売却で考える希望条件はいくつかあるはずです。
仲介手数料を値引きするのは、売却する側としてはうれしい提案ですが、売れなきゃ払うこともないので、その分高く売ってくれる不動産会社を探したほうが良いでしょう。
専属専任媒介契約or専任媒介契約だけをすすめてくる不動産会社
媒介契約には3つの種類がありました。
- 専属専任媒介契約
- 専任媒介契約
- 一般媒介契約
でしたね。
しかし、不動産会社によっては「専属専任媒介契約」か「専任媒介契約」だけを説明し、初めての人だからといって「一般媒介契約」について説明を一切しない不動産会社もいます。
もし、説明がないのであればこのような不動産会社は信用できないので選ばないようにしましょう。
査定価格を提示して売却できる根拠を聞いても説明できない担当者
根拠を説明できるかという点は、非常に重要です。
おそらく担当者は、実績があるのであればその時の経験を元に話をしてくれますし、同エリアの物件の売却を成約したことがあればそのデータを元にいろいろと解説してくれるはずです。
しかし、その根拠が不十分であれば選ばないほうが無難かもしれません。
査定を提示してくれた時にこんな質問をしてみてください。
- なぜその査定価格なのか?
- どのくらいの期間で売却できそうか?
- ここ1年で同エリアで売却成立したか?
- どんなターゲットを狙うことで売却しやすくなりそうか?
- 売却後の税金はどんなものがあるか?仮にこの価格で売れると税金はかかる?
- 確定申告は必要か?
- 売却と賃貸どっちに方が得する?
このような質問をして、すべて的確に説明してくれるのであれば間違いなく信頼できる不動産会社&担当者と言えます。
査定価格を提示した後は、あなたが少しでも気になっていることを全てぶつけてみましょう。そのすべてに的確に答えてくれる担当者を選べるといいですね。
住み替え資金をGET!マンションを高くスムーズに売却する7つのコツ
マンション売却をおこなうのであれば、ここで紹介する「コツ」は必ず実践してください!!
マンション売却するときに重要な部分しかいいません!
【マンション売却のコツ1】複数の不動産会社に査定を依頼する
マンション売却では、何度も言いますが「複数の不動産会社」に査定を依頼してください!
また、必ず私がおすすめする「不動産一括査定サービス」を利用してください。
理由は以下の通りです。
- 査定価格を比較するために複数の不動産会社に査定を依頼することは必須
- 一般的にどこが信用できる不動産会社か判断がつかない
- 不動産一括査定サービスであれば厳しい審査をクリアした不動産会社のみ参加
- 不動産一括査定サービスであれば一度の入力で最大6社まで査定を依頼可能
- 複数の不動産会社に査定を依頼することで会社&担当者も比較できる
特に信頼できる不動産一括査定サービスはコチラ
この3つの不動産一括査定サービスであれば自信をもって紹介できます。
※この不動産一括査定サービスは信頼性・参加不動産会社数が多いサービスを掲載しています。
私自身、実際に利用し「しつこい営業」等、多くの方が心配されることがなかったサービスのみを当サイトでは紹介しているのでその点は安心してくださいね♪
【マンション売却のコツ2】魅力的なマイソクを作成してもらう
マイソクとはこのようなものです。賃貸物件を探すとき・中古マンションを購入したときなどにみたことがあるという方もいると思います。
中古マンションの購入を検討している人は、8割がたこのような物件の情報が掲載された資料に目を通します。
これが魅力的な資料であれば「内覧に行きたい!!」という候補として上がりそうではないですか?このような魅力的なマイソクを作成してくれる不動産会社を選べると良いですね!
また、逆にマイソクに掲載されている写真が悪かったり、魅力が伝わる言葉が入っていないと興味を持たれません。
媒介契約を結ぶ際は、魅力的なマイソクを作成してもらえるように言ってみましょう!
【マンション売却のコツ3】内覧時までに魅力を最大限に引き出す
不動産会社と「媒介契約」を結ぶといよいよ売却活動スタートです。
人気のエリアのマンションでタイミングが良ければすぐに「内覧」の申込みが入ってきます。(契約を結んだ不動産会社から事前に連絡あり)
連絡があったら日程調整し、マンションの購入予定者の方が「内覧」へやってきます。
「内覧当日」までに以下で紹介することを事をやっておくと良い印象を持ってくれる可能性が高く、購入してくれる可能性がグッとあがるので是非参考にしてください。
基本的に、依頼主である”あなた”は不動産業者に任せるだけなので特に何もしなくても問題ありませんが、この時期には、いずれ来るであろう購入予定者(内覧者)の印象を良くするためにも、自宅マンションを綺麗に片づけをしておくことをおすすめします。
また、中古マンションの購入を検討中の内覧者の多くが気を使ってしまい、マンション室内の隅々まで確認しづらいという声をよく耳にします。
なので、自宅マンションの室内・収納場所など隅々まで確認してもらっても大丈夫なくらい綺麗にしておくと買主が見つかりやすくなります!
私の家でもそうですが、押入れやクローゼットなどに無理やり荷物を詰め込んでいる人も結構いるんじゃないかなと思います。笑
そのような状況の方は、内覧日前日までに見られても恥ずかしくない状態にしておいてくださいね。笑
内覧者に会いたくない人へ
内覧希望が入った場合は、できるだけいつでも案内できるよう準備しておくのは大切ですが、「会うのはちょっと…」という方もいるかと思います。
その場合は、担当者に近くのカフェなどで時間をつぶして待ってますなどといって担当者に任せることもできます。(この点に関しては担当者にどうすればいいか確認しましょう!)
私の場合は、内覧者がいた場合は気を使ってもらっても困るので外出するようにしています。
ただ、あなたの物件の良さを知っているのはあなたや配偶者以外にはいないはずです。
自作でマンションの魅力・情報を掲載したチラシを作ってあげる
そこで、内覧者(購入希望者)にあなたの物件のメリットを知ってもらうためにメリットや施設までの距離を書いた紙などをパソコンで作成し渡すようにしてあげましょう!
また、近所の方の情報も書いてあげること(どんな人なのか?きさくなのか?etc)で内覧者(購入希望者)が住んだあとも安心できるイメージを持てる可能性が高いといえます。
また、騒音はないのか?この不動産(家やマンション)を売る理由なども合わせて書いてあげておくと好印象になると思います。
- 必ず利用する施設までの距離を記す(コンビニ・スーパー・銀行・郵便局など)
- 子供がいる内覧者の場合は学校までの距離も記す(幼稚園保育園・小学校・中学校など)
- 売却する物件にあるおすすめの設備もあれば書いておく
- 庭があり広ければ大きめプールなども置けます!BBQできます!など書いておくと良い
- ご近所に住んでいる人はどうなのか?
- 夜に騒音はないか?
などもし、あなたが家を購入する際に気になることをできるだけ書いてあげておくことで住んだ時のイメージをしやすくなるので購入につながる可能性が高くはるはずです!
- 内覧当日はカーテンはすべて開けておく
- 電気はすべてつけて明るい印象を与えるようにする
- 窓を一度開けて換気をよくする(暖かい季節は暑くなければ窓を全開でもOK)
- キッチンではコンロ、シンクは綺麗に磨いておく
- キッチンは生ごみなどの匂いがすることもあるので匂いのは特に配慮する事(前日までに処分するなど)
- トイレはピカピカに磨いておき床のほこり、手洗いの水垢はとっておく。窓枠のほこりも注意
- 洗面所・浴室ではお風呂や洗面台の水垢カビの除去をしておき、排水管から匂いがする場合は窓をあけるか換気扇をつけ匂いに十分注意しておく
- 廊下に物を置いてある場合は、狭く見えないように配慮しできるだけ無駄な物を置かないようにする(広く見せる工夫をする)
- リビングはできるだけ広く見せたい部分なので無駄なものは置かない。窓や網戸も綺麗に掃除しておく
- 寝室も案内してもらいたいといわれるはずなので、ベットの場合は綺麗に整えておき、布団の場合は畳んで収納しておくこと
- 子供部屋もある場合、おもちゃなどはしっかり整理整頓しておき、拭けばとれる汚れは拭いておくこと
- 玄関では、靴や傘は綺麗に揃え靴棚に収納もしくは並べておく、傘は立てかけてあるのであれば傘入れに綺麗に入れておく、マンションでは玄関は暗くなってしまいがちなので電気をつけることを忘れずに!
- ベランダ・バルコニーほうきなどで掃除し手すりなども雑巾でしっかり拭いておく
汚れが溜まりやすい角なども忘れずに掃除する - 押し入れやクローゼットなどの収納部分も整理整頓しておく
- 全ての部屋に当てはまりますが「窓」を綺麗にしておくことはもちろん「網戸」もしっかりと水拭きしておくとベスト
【マンション売却のコツ3】まとめ
こんなこと面倒くさいと思う方もいると思います。
しかし、これ意識するだけで売却しやすくなることも事実です。是非売却活動をスタートした際は意識して頑張ってみてください♪
【マンション売却のコツ4】周辺相場を把握し最適な価格で売り出すこと
査定価格は、あくまで不動産会社の担当者が提示する売却時の目安となる価格です。
マンションを売却するときの【売出価格】はあなたが決めます。
売出価格とは、実際に売り出される金額の事。
ですから、周辺相場・マンションのグレード(設備など)を考慮し最適な価格で売り出していきましょう。
査定価格と売出価格の差が大きいと購入希望者が現れないこともあるので不動産会社の担当者と話して決めていくと良いでしょう。
【マンション売却のコツ5】売却金額は値下げを先読みして売出価格を決める
マンション売却のコツ5は、「売出価格」は値下げを先読みし決めることです。
査定価格が仮に3500万円だったとして、周辺相場が3400万円だったとします。できれば、3500万円で着地(成約)するのがベストなので3600万円で売り出してみる。
このようにやることで、仮に値引き交渉があった時などに備えることができますし、値引きをしてあげることができるわけなので査定価格で売却することが可能になります。
ただし、これはあくまで買い手がすぐに見つかりそうな物件の場合です。
あまり買い手が付きそうにないマンションであればしっかりと最初から「周辺相場」を調べその価格に合わせて売却活動を始めた方が早く売却することができます。
【マンション売却のコツ6】少しでも早く売却するなら買取という選択ある
マンション売却には、「仲介」と「買取」と売却方法があります。
- 高く売却したいなら「仲介」がおすすめ
- 早く売却したいなら「買取」がおすすめ
一般的なマンションの売却では「仲介」が基本です。
しかし、マンション売却を検討中の中には「高く売却というよりも早く売却したいんだよね」という方もいます。
そんな方には、仲介よりは安くなるけど「不動産会社に買取」してもらいましょう。
買取価格は、仲介で売買するよりも2割3割安くなるといわれています。ですので、その点が特に気にならなければすぐに買い取ってもらうことができるので「買取」してもらうのもアリです♪
ちなみに、買取してもらう不動産会社の決算期などを狙って買取してもらうと、通常よりも高く買い取ってくれる会社もあるようですよ
マンション売却で仲介がおすすめな人
- 高くマンションを売却したい
マンション売却で買取がおすすめ人
- すぐに・早くマンションを売却したい
マンション売却で「仲介」と「買取」の違いについて詳しく知りたい方はコチラの記事を参考に。
【マンション売却のコツ7】マンション売却に有利な時期と不利な時期がある
マンション売却では、売却に有利な時期というものが実は存在します。
有利な時期は、多くの人が活発に住まいを探す人が多い時期になります。それが
- 2月~6月くらいの時期
- 9月~11月も市場によっては増えるときもある
毎年頻繁にマンション売買が活発になるのが【2月~6月】です。
また、9月~11月も転勤などを理由に取引数がほかの月と比べると増えるときもあります。
さらにわかりやすい実際のデータをご紹介しておきます。
出典:東日本レインズより
2014年~2017年の1月~3月期が一番「成約件数」が多い時期になっています。さらに4月~6月期もその次に成約件数が増える時期になっています。
もっとも、成約件数が落ちるのが7月~9月です。
マンション売却する時の有利な時期はある
- 時期を考えて売却すると希望期間内で売却できる可能性が高い
- もっとも成約件数が増える時期は「1月~3月期」
- 次いで「4月~6月期」が成約件数が増える
マンション売却する時の事前にやっておくべきこと
ここでは、マンション売却をする「前」「中」にやっておくと良いことをご紹介します。
マンション売却する理由を明確にしておく
中古分譲マンションを購入する人の多くは、「なぜどのマンションを売却しているのか」という理由が気になります。
売る側の売却理由はそれぞれあります。中には売却理由をあまり言いたくないという方もいるでしょうが、購入希望者から最も聞かれる質問なのでしっかりと伝えることが大切です。
「マイナス的な要素」を含んでいる理由だったとしても、まずは不動産会社に売却理由を伝えましょう。トラブルを避けるためには正直に言っておいた方が良いですね。
売却理由について詳しく知りたい方は上の記事を是非チェックしてください。
- より良い住まいに住替えるため「42.3%」
- 資金が必要となったため「12.9%」
- 今が売り時だと考えたため(税制改正などから)「9.4%」
- 勤め先の転勤のため「7.9%」
- 住まいを相続した/することになったため「7.5%」
- 離婚したため「6.0%」
- 家族(親や子供など)同居するため「5.0%」
- ご自身や子供の通勤/通学のため「3.3%」
- 家族やご自身の子育て/出産のため「2.9%」
- 結婚したため「0.8%」
- その他「10.0%」
参考:LIFULL HOME’S PRESS調べ
「42.3%」の方が、より良い住まいに住替えるためという理由から自宅の売却をおこなっています。
マンション売却の際住宅ローンを利用している人は「銀行に連絡」しておく
マンションを売却する方の中には、住宅ローンを返済中の方もいらっしゃると思います。
売却する場合、売れた時は抵当権を外すことになるので銀行に予め知らせておいた方が無難です。
銀行に売却することに関して怒られることはないので安心してください。また、どうしても不安だという方は、不動産会社の担当者に相談後、銀行に連絡するとよいでしょう。
銀行は基本的にローンを完済してくれればOKという姿勢なので問題ありません。
マンション売却で必要な書類を準備しておく
マンション売却するために査定を依頼した時点では基本的に書類は何も必要ありません。
売却活動をスタートするときに必要になってくる書類もありますが、基本的にすぐにすべて準備する必要はありません。
しかし、スムーズに売却するためには購入者が決まる前にすべての書類を準備しておく必要があります。
売却を本格的に依頼するときにあると良い書類
- 購入時の売買契約書
- 購入時の重要事項説明書
- マンションの購入時のパンフレット等
- 固定資産税納付書・固定資産税評価証明書
売買契約・引渡し時に必要な書類等(売主が準備するもの)
- 身分証明書(免許証でOK)
- 実印
- 印鑑証明書(3ヶ月以内に発行されたもの)
- 住民票
- ローン残高証明書
- 領収書
- 銀行通帳
- 銀行印
売買契約・引渡しの際に必要な書類(物件等の書類)
- 登記済み権利証又は登記識別情報
- 耐震診断報告書
- 地盤調査報告書
- 既存住宅性能評価書
- アスベスト使用調査報告書
- マンションの管理規約書
- 使用細則
- 維持費等の書類
- 設備仕様説明書
マンション売却時の内覧準備をしておく
マンション売却をおこなう場合は、できれば奥様など女性が対応することをおすすめします。
男性が内覧に対応すると怖がられることもあるようで、できるだけ印象を良くするためにも女性が対応されたほうが無難と言えます。
また、内覧の際は、先ほども解説しましたが以下の点に気を付けて内覧日を迎えられてください。
- 内覧当日はカーテンはすべて開けておく
- 電気はすべてつけて明るい印象を与えるようにする
- 窓を一度開けて換気をよくする(暖かい季節は暑くなければ窓を全開でもOK)
- キッチンではコンロ、シンクは綺麗に磨いておく
- キッチンは生ごみなどの匂いがすることもあるので匂いのは特に配慮する事(前日までに処分するなど)
- トイレはピカピカに磨いておき床のほこり、手洗いの水垢はとっておく。窓枠のほこりも注意
- 洗面所・浴室ではお風呂や洗面台の水垢カビの除去をしておき、排水管から匂いがする場合は窓をあけるか換気扇をつけ匂いに十分注意しておく
- 廊下に物を置いてある場合は、狭く見えないように配慮しできるだけ無駄な物を置かないようにする(広く見せる工夫をする)
- リビングはできるだけ広く見せたい部分なので無駄なものは置かない。窓や網戸も綺麗に掃除しておく
- 寝室も案内してもらいたいといわれるはずなので、ベットの場合は綺麗に整えておき、布団の場合は畳んで収納しておくこと
- 子供部屋もある場合、おもちゃなどはしっかり整理整頓しておき、拭けばとれる汚れは拭いておくこと
- 玄関では、靴や傘は綺麗に揃え靴棚に収納もしくは並べておく、傘は立てかけてあるのであれば傘入れに綺麗に入れておく、マンションでは玄関は暗くなってしまいがちなので電気をつけることを忘れずに!
- ベランダ・バルコニーほうきなどで掃除し手すりなども雑巾でしっかり拭いておく
汚れが溜まりやすい角なども忘れずに掃除する - 押し入れやクローゼットなどの収納部分も整理整頓しておく
- 全ての部屋に当てはまりますが「窓」を綺麗にしておくことはもちろん「網戸」もしっかりと水拭きしておくとベスト
内覧者に渡せる自宅マンションの魅力が伝わるチラシのようなものを作っておくと、内覧者側の立場で考えると魅力が伝わりやすい
マンション売却で買い手が現れたらすぐに売買契約を結ぶこと
マンションを売却するときは、どうしても欲をかいてしまいます。
実際、売れそうになるともっと高く買ってくれる人が現れるかもと考えてしまいがちです。
しかし、マンション売却では買い手が見つかるのは運によるところもあります。一度タイミングを逃してしまうとその後数カ月は買い手が現れないという事もあるので、高望みはせずに買い手がいればすぐ売買契約を結ぶ流れを意識してください。
マンション売却でかかるお金の種類と費用
ここからは、マンション売却で売る主が払わなければいけないお金・費用に関することを解説していきます。
ただ、安心してほしいのは手元お金からだすわけではないということ。マンションを売却した金額から差し引かれるものなので安心してください。
マンション売買での仲介手数料はいくら?
マンションの売買でかかる手数料は以下の通りです。
不動産会社がお客様から貰っていい仲介手数料は上限額が決められています。
売買金額 | 計算方法 |
200万円まで | 仲介手数料=5%+消費税(8%) |
201万円~400万円まで | 仲介手数料=4%+2万円+消費税(8%) |
401万円~ | 仲介手数料=3%+6万円+消費税(8%) |
これが国土交通省で決められている不動産売買で不動産会社はお客様から貰える仲介手数料の上限額になります。
このマンション売買でかかる仲介手数料はあくまで上限と定められている数字になります。これより高くなることは一切ありませんが、安くなることはあるので交渉次第と言えます。
最初の方で仲介手数料を値引きしてくれるところよりも高く売却してくれる不動産会社を探したほうが良いといいましたが、仲介手数料を値引きしてくれる方法を知りたいという方もいるでしょう。
そんな方はコチラの記事を是非参考にしてください。
≫≫大手は値引きなしは嘘!?不動産売却の仲介手数料「値引き」交渉術
例:2980万円でマンションを売却するときの売主側が支払う仲介手数料
2980万円×3%+6万円+8%(消費税)=103万円302円
不動産売買での仲介手数料に関してさらに詳しく知りたいという方はコチラの記事を参考にしてください。
≫≫不動産売買でかかる仲介手数料(消費税)はいくら?50万から3億までの早見表
マンション売却での税金はどのくらいかかるの?
居住用のマンションを売却するときにかかる税金は以下のものがあります。
- 印紙税
- 登録免許税
- 所得税
- 市民税
印紙税
「不動産譲渡契約書」の印紙税については2020年3月31日までに作成されるものについては印紙税の権限措置が適用されます。
契約金額 | 通常の税率 | 軽減後税率 |
---|---|---|
100万超500万円以下 | 2千円 | 1000円 |
500万円超1000万以下 | 1万円 | 5000円 |
1千万円超5千万円以下 | 2万円 | 1万円 |
5千万円超1億円以下 | 6万円 | 3万円 |
登録免許税
売却するマンションを購入した当初、住宅ローンを利用していた場合は、物件が担保になっているので、売却する際はその担保を外さなければいけません。
マンション売却する際は、住宅ローンを完済し、抵当権抹消登記の手続きをしなければいけません。抵当権抹消登記で必要な登録免許税として
- 不動産1つにつき1000円
これらはマンション売却の決済時に仲介業者の手数料や、司法書士の登記手続き代行手数料、住宅ローンの一括返済手数料といった≪売却費用≫と一緒に支払います。
仮に自分で行う場合は以下の資料を準備し、自分で進める必要があります。
- 住宅ローン完済時に銀行から発行される抵当権抹消書類
- 登記済証(権利証)もしくは登記識別情報
- 抵当権抹消登記申請書(自身で作成)
自分で抵当権抹消登記をする場合はお金は1000得ん程度しかかかりませんが、書類の作成や手間がかかります。
確定申告は必要なのか?
マンション売却で売却益(利益=譲渡所得)が出た場合「譲渡所得」とみなされます。
譲渡所得はお金を受取ったということになるので「所得税」が発生するため確定申告が必要になります。(売却した翌年の2月16日~3月15日までが申告期間)
しかし、良い不動産会社を選ぶことができていれば「確定申告」が必要なのか?不要なのか?ということまでしっかりサポートしてくれます。安心してください。
ここではマンション売却の確定申告に関する要点だけをまとめて解説します。
購入した当時の価格と比較して売却したあと3000万円以上の利益がでないのであれば「所得税」「住民税」はかかりません!
マンションのような居住用の不動産を売却する場合、国が税金を免除してくれる「特別控除」が適用される可能性が高いです。
- 自分が住んでいるマンションを売る
- 住まなくなった日から3年経過前に売る
- 売った年の前年及び前々年にこの特例(「被相続人の居住用財産に係る譲渡所得の特別控除の特例」によりこの特例の適用を受けている場合を除きます。)又はマイホームの譲渡損失についての損益通算及び繰越控除の特例の適用を受けていないこと。
- 売った年、その前年及び前々年にマイホームの買換えやマイホームの交換の特例の適用を受けていないこと。
- 売った家屋や敷地について、収用等の場合の特別控除など他の特例の適用を受けていないこと。
- 災害によって滅失した家屋の場合は、その敷地を住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで(注)に売ること。
- 売手と買手が、親子や夫婦など特別な関係でないこと。特別な関係には、このほか生計を一にする親族、家屋を売った後その売った家屋で同居する親族、内縁関係にある人、特殊な関係のある法人なども含まれます。
こんな時は適用外になります
- この特例を受けることだけを目的として入居したと認められる家屋
- 居住用家屋を新築する期間中だけ仮住まいとして使った家屋、その他一時的な目的で入居したと認められる家屋
- 別荘などのように主として趣味、娯楽又は保養のために所有する家屋
仮に売却をしてくれた不動産会社がサポートしてくれなくても、税務署に相談に行くことで確定申告が必要か不要かを丁寧に教えてくれるため安心してください。
マンション売却する時に知っておきたい注意点
ここかた、マンション売却をする時に知っておきたい「注意点」について解説していきます。
マンション売却するときは、この注意点を良く把握し売却をスムーズにすすめてトラブル無しで売却できるようやっていきましょう。
売却するマンションが「事故物件」であればしっかりと事前に担当者へ伝える
おそらくほとんどの方がないとは思いますが、仮に「事故物件」なのであれば事前に不動産会社の担当者に伝えてください。告知義務があるため。
ここでは、事故物件情報で有名な不動産サイト「大島てる」で定義されている「事故物件」とはを紹介しておきます。
- 「殺人事件・自殺・火災による死亡事故等の嫌悪すべき歴史的事実があった土地・建物」を事故物件としている
仮にこのようなマンションを売却する場合、事前に不動産会社の担当者に報告しておくことをおすすめします。
あとあと、何かしらの理由で購入者が事実を知った時には間違いなくトラブルになりますのでトラブル回避のためにも必ず伝えましょう。
病気などが原因でなくなっている場合は言ったほうがいいのか?
ちなみに、病気などで亡くなった場合は基本的に問題はありません。
ですが、不動産会社の方に相談しておいた方が安心かと思います。
マンション売却をするからという理由でリフォームはしないこと
よくマンションを売却するからリフォームして売り出そうかなという方をみかけます。
リフォームされる方の多くは、リフォームすることで「マンションを高く売却することができる」と感じているからリフォームを検討されているはずです。
しかし、リフォームで100万円かけたからマンション売却で100万円高く売れるとは限らないわけです。
また、中古の分譲マンションの購入者の方々は自分たちの好みに合わせたリフォームをする人が最近は増えてきています。
ですから、安易にリフォームをするのではなく、まずは「マンションの査定依頼」を行い査定に来てくれた不動産会社の方に相談し売却前のリフォームをするかしないかを判断するべきだと思います。
瑕疵担保責任について把握しておくこと
マンションなどの不動産を購入した後で、万が一、「雨漏り」や「シロアリ被害」など買主側が知ることのできなかった欠陥が判明することがあります。
買主は売主に対して欠陥の修補や損害賠償の請求が可能になります。
この欠陥を法律では「隠れた瑕疵(かし)」と言い、瑕疵に対する売主の責任を「瑕疵担保責任」と言います。
売主側にとって売却後もっとも心配になるものです。現在は売買契約で「売主側は瑕疵担保責任を一切負わない」という契約ですすめるか、2カ月~3ヶ月までであれば瑕疵担保責任を負うという期間を設定して、マンション売却をしている人もいます。
コチラも、不動産会社に相談して決めるべきだといえます。
瑕疵担保責任について詳しく知りたい方はコチラを参考に
売買契約の契約解除の可能性があることも知っておく
マンション売却する際の売買契約を結んだあとに「契約解除」になることがあります。
契約解除理由としては様々ですが
- 自己都合
- 住宅ローン特約
などわかれます。仮に売主側からすれば売買契約を結んでおきながら契約解除となると「損失」でしかありません。
契約解除の「住宅ローン特約(住宅ローンが通らなければ契約解除できる)」はしかないとしても、自己都合による契約解除は非常に迷惑です。
契約解除をおこなうときは違約金などをとるなど対策をうっておきましょう。
投資用のマンションを売却するときのポイント
投資用マンションの売却を検討している人は、居住用のマンションの売却と全く違うという事を理解しておきましょう。
投資用マンションは、事業なので目的は儲けることです。居住用のマンション・投資用のマンションは「査定方法」も違うので、投資用物件を売却する場合は不動産会社にまずは、相談してください。
売却時の査定を依頼するのは同じ不動産一括査定サービスを利用しても大丈夫です!
マンション売却か賃貸で迷っているときの判断基準
マンション売却する場合、売却したほうが良いのか賃貸したほうが良いのか?迷っている方は多いと思います。
マンションによって、売主側の状況によってどっちを選択するべきかという判断は変わってきます。
不動産会社に相談する
当サイトで紹介している不動産一括査定サービスでは、マンション売却・賃貸で迷っている方でも安心して相談できる不動産会社が参加しています。
売却か賃貸で迷っている方は特にこの不動産一括査定サービスがおすすめです。
周辺の同じ間取りのマンションの家賃相場を調べる
仮に自分で売却か賃貸かを判断したい方は周辺の同じグレードのマンション、同じ間取りのマンションがいくらで貸し出されているかをチェックしてみましょう。
≫≫SUUMO
管理費・修繕積立金・住宅ローン返済額を足した家賃で貸し出すことができるのであれば賃貸も検討してい良いでしょう。
数年後戻ってくる可能性があるなら築年数で判断する
転勤で数年間自宅マンションを離れるという方も中にはいると思います。
中古分譲マンションとして現在の自宅マンションを購入している人は、築年数がすでに20年を超えているという方もいるかもしれません。
転勤でよくあるのが3年間他の支店へ転勤となり、現在住んでいる地域にもどってきた後は、転勤もないため、現在の自宅マンションを売却するか?賃貸に出すか?で迷っているというケースです。
今自宅マンションを売却して、帰ってきたら新たな自宅マンションを購入するか?賃貸に出して、帰ってきたら再度同じマンションに住んだ方がいいのか?
非常に迷う方もいると思います。
仮に戻ってきたときに築年数が20年で今後も住むとなれば築40年50年となってきます。であれば、私の意見としては築10年のマンションを新たに購入するという事も検討してもいいのかな?と考えています。
戻ってきた後は、ずっと住むことになります。ですので、将来的なことも考慮しつつ答えを導き出せばいいかなと思ってます。
もちろん、住んでいるマンションの立地がいいから気に入っているということもあるでしょう。迷う材料がたくさんありすぎてわからないのであればまずはプロに相談してみましょう。
あなたが住んでいるエリアに強い不動産会社の方に相談すれば相談にきっとのってくれるはずです。
まずは経験・実績豊富な不動産会社を見つけ相談することが一番早く解決します。
転勤であまり考える時間がないという方がほとんどですのでまずは「良い不動産会社」をみつけ判断してみましょう。
マンション売却でよくある悩みや質問まとめ
最後にマンション売却でよくある質問についてまとめてみました。
もし、ここにないことでマンション売却に関する質問がある方はいつでもお問合せからご連絡いただければ100%返信します。
マンション売却はオリンピック前にやっておいたほうが良いの?
マンション以外の不動産をお持ちの方もそうですが、売ろうかなと思った時が「売り時」です。
2020年のオリンピックで日本は盛り上がっていますが、それと同時に不動産の価値もいまのところは大都市のエリアでは特に価値も上昇しているといえます。
しかし、オリンピック前に売った方がいいのか?オリンピック後に売ったほうが良いのか?それは誰にも判断することはできません。
上がるという人もいれば下がるという人もいるのが現状です。
マンションの売却を検討している際にもっとも大切なのは、
「まず査定をしてみる→査定価格を教えてもらう→良い金額であれば売却・納得できなければ見送る」というのが最も良い選択だと考えます!
あくまで参考程度ですが、以前不動産会社の方に1964年のオリンピック当時の不動産価値のデータを見せてもらったことがありますが、1964年の2年くらい前までは不動産の価値は上昇しており、その後はオリンピック終了後も2、3年は価値が下がり続けていました。
不動産の価値が上がるかは誰も予測することはできません、ですので、売り時かな?と感じたらまずは「今いくらで売却可能」か調べることが最も良い判断になるはずです。
マンション売却はどのくらいの期間がかかるものなのか?
マンションによっても、時期によっても変わってきますので一概にどのくらいで売却できるかという事は言えません。
しかし、適切な価格・時期であれば基本的に「3カ月以内で購入者見つかる」可能性は高いでしょう。
不動産は縁ともいいますが、タイミングなどにもよってすぐ売れることもあれば時間がかかることもあります。
逆に価格が高すぎたり、売り出す時期が悪いと半年以上も売れないとケースもよくあるので、マンションを売却する場合は、「適切な価格」「売り出す時期」「売却する力のある不動産会社」を意識して売却していくと比較的すぐに売却することができるのではないでしょうか。
権利証(登記識別情報)を紛失したけどマンションは売却できる?
権利証(登記済証)や登記識別情報をなくしていたとしてもマンションを売却することは可能です。
ただし、通常の売却と比較すると追加の手続きや費用が発生することになります。仮にマンション売却前までにはよく家の中を探してみることをお勧めします。
紛失した際の売却方法については、査定を依頼する不動産会社の方に聞いてみると良いと思います。的確な売却方法を教えてくれる不動産会社であれば経験豊富な証だといえます。
家族名義の不動産を売却することはできる?
また、家族名義の不動産の売却については原則は不動産の名義人でなければ売却することはできません。これは例え親や子であっても同じです。
しかし、名義人が高齢で売却手続きをおこなうことができない、痴ほう症などで判断することができない状況であれば、名義人以外でも売却をおこなうことは可能になります。
ただし、必ず所定の手続きが必要になるので、家族名義の不動産を売却する際は、査定をしてもらった不動産会社に相談するようにしましょう。
住宅ローンを返済中だけどマンション売却は可能?
マンション売却でよくある質問で最も多い質問がコレ。
住宅ローンを返済中のかたは「返済中でも売却可能か」きになりますよね。
原則は完済してから売却することが基本になります。
しかし、完済することができるのであれば売却も可能ですし、買い替えローンという商品もありますので、結果売却は可能と言えます。
共有名義のマンションを売却するときはどうすればいい?
共有名義については、共有名義人すべての人たちの同意を得ることができれば売却可能です。
よりよい環境への住み替えの場合は購入と売却どっちが先?
自宅の売却を検討する人の中には、購入と売却はどっちを優先するべきだろうと考える方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、売却した後というのが一番ベストな選択だと思います。
しかし、良い住み替え先をみつけて誰かに購入される前に契約をするしかないというケースもあったりするのが現状です。
そのような場合は、大手の不動産会社を利用すると良いでしょう。
例えば「住友林業ホームサービス」ではこのようなサービスを提供しています。
それが「すみかえサポート」です。
買取保証サービス一定期間で売却できなかった場合、事前に取り決めた価格にて当社が買取いたします。お客様の不動産売却を当社が専属専任・専任媒介で一定期間仲介の斡旋をさせていただき、その期間で売却できなかった場合は、予めお客様との間で取り決めた価格で当社が買取させていただく制度です。お買い替えの場合など、保証価格をベースに資金計画を立てることができ、ご売却とご購入をスムーズに進めることができます。
引用:住友林業ホームサービスより
この場合の最適な相談先不動産会社を見つけやすいおすすめの不動産一括査定サービスはコチラ
初めてのマンション売却の流れとコツ!失敗しないための注意点と住み替え資金を作る査定手順まとめ
いかがだったでしょうか?
最後にすべてのまとめとしてマンション売却で一番大切なことを復習しておきましょう!
- 良い不動産会社を探すこと
- そのためには「不動産一括査定サービス」を利用する
- 不動産一括査定は、一度の入力で複数の不動産会社へ査定を依頼可能
- 査定価格を簡単に比較することができる
- 不動産会社を比較できるので良い不動産会社を見つけられる
また、この記事にたどり着いている方は、きっと今まで何度も不動産一括査定サービスの紹介をしているサイトを見ていると思います。
私も初めて不動産一括査定サービスを利用するときは、本当に「しつこい営業ないのか?」ということが不安でしたし、実際そのように書いてあるサイトを見てもイマイチ信用できませんでした。
しかし、実際にマンションの査定を依頼してみると、正直びっくりしましたが「本当に一度もしつこい営業を受けること」がありませんでした。
マンション売却を検討している人は、本当に様々なことで不安や疑問を抱えていると思います。そして、売却したいけどどこに依頼したらいいのかわからない。と感じていると思います。
どこに査定を依頼すればいいかわからないという方は、まずは私がおすすめする不動産一括査定サービスを利用してみてください。
きっと安心してマンションを高く売却することが可能になります♪