土地活用でのコインランドリーのメリット・デメリット・疑問全て解説!!
土地活用でコインランドリー経営について検討されている方もいらっしゃると思います。
- コインランドリーは儲かるのか?
- コインランドリーのメリットは?
- デメリットは?
- コインランドリーする場合の初期投資額は?
土地活用でコインランドリーをやっていく場合このようなことが気になっていると思います。
そこで、今回の内容では上記の内容を全て解決できるように土地活用のコインランドリーについてできるだけ知りたいことすべて網羅できるように解説していきます。
- コインランドリーのメリット
- コインランドリーのデメリット
- 土地活用でのコインランドリーの種類
- コインランドリーの需要と将来性
- コインランドリーのよくある質問
土地活用でコインランドリーに興味がある方は是非参考にしてください!
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土地活用のコインランドリーの基本的な知識
コインランドリーは、「コインランドリーとは?」という説明は不要なくらい、現在の日本には浸透している施設ですが、一度くらい利用したことがある人も多いと思います。
私も以前洗濯機が壊れたことがあるので買いなおすまでずっとお世話になっていました。
コインランドリーは、田舎・都会関係なく住宅が密集しているエリア・学生が多く住むエリアなどでよく見かけます。
福岡では、特に「WASHハウス」というコインランドリーをよく見かけますが、福岡市内のちょっと道を入ったところなどでも「こんなところにコインランドリーあったんだ」とびっくりするような場所にあったりするわけです。
古いコインランドリーもあれば、新しいコインランドリーもあり、最近はコインランドリーは新しくきれいなイメージが定着してきているように思います。
また、コインランドリー市場は年々成長を続けており、これからもさらに伸びるといわれています。
土地活用には「駐車場経営」「アパート」「マンション」などの経営など様々な種類の土地活用方法が存在しますが、コインランドリーを選択する人も増えてきており、特に西日本エリアの方には人気がある土地活用方法なのではないでしょうか。
- コインランドリーは身近で馴染みのある施設
- これからも需要が伸びていく市場と言われている
では、土地活用でコインランドリーを選んだ場合には、どんなメリットがあり、どんなデメリットが考えられるのか一緒に見ていきましょう。
コインランドリーのメリット
土地活用のコインランドリーの基本的なメリットは以下の通りです。
- 生活で欠かせない「衣」なので
固定客を獲得しやすい - 自分することは基本的に何もなし
- 人件費がかからない
- 土地が自己所有であれば
経費は水道光熱費と洗剤程度 - 固定資産税がムダにならない
- やり方によっては初期投資額を
抑えられる - 代金未回収リスクが少ない
生活で欠かせない衣食住の「衣」なので固定客を獲得しやすい
コインランドリーは、人の生活に欠かすことできない「衣」にかかわることなので、利用客が獲得しやすいビジネスモデルと言えます。
また、コインランドリーは粗利益率が75%と通常の商売(ビジネス)と比較しても投資効率が良いモデルと言えます。
コインランドリーを利用する人は、リピーターとなりやすく固定客になってくれる可能性が高いといわれています。
自分ですることは何もない
コインランドリーは、機械が自動で洗濯してくれるので、あなたが自身でコインランドリーを経営したとしても、接客・対応する必要は全くありません。
※自分自身でスタートした方・FC契約した会社によっては、オーナー自身が集金・清掃は自分で行うこともあります。
人件費がかからない
コインランドリーは機械さえ導入すればあとは、お客さんがすべて自分でやってくれるので従業員は必要ありません。
商売を行う上で最もかかる経費が「人件費」ですが、ここが一切かからないビジネスモデルは中々ないでしょう。
自己所有の土地であれば仕入れはほとんどなし
コインランドリーを経営する土地が元々から持っていた土地であれば毎月かかる経費は基本的に「水道光熱費」のみです。
また、ほかの仕入れは「洗剤」くらい。在庫などを抱えることなく経営ができるのは強みと言えるのではないでしょうか?
やり方によっては初期投資額を抑えられる
一般的に、コインランドリーを行うために必要な初期投資額は
- 3000万円~5000万円程
(機械に6割程度使うといわれている)
と言われています。(様々なやり方が存在するので以外には言えないのが本音)
しかし、契約をおこなうコインランドリー業者によっては、リース契約も可能なので初期投資額を抑えることも可能です。
代金未回収リスクが少ない
コインランドリーは、基本的に前払い制の現金もしくはプリペイドカードなどでの利用になるので、クレジットカード決済を取り入れているようなビジネスと比較すると「代金の未回収リスク」が非常に少ないといえます。
特にプリペイドカードを導入している店舗は、代金前払い方式なので売り上げを前倒しで回収することができるメリットがあると言えるでしょう。
コインランドリーデメリット
土地活用のコインランドリーのデメリットは以下の通りです。
- 高額な初期投資が必要
- 高収益を実現できるわけではない
- 機械を導入しているため定期的にメンテが必須
- ライバル店が現れると売上が下がる可能性がある
- 機械設置後は移転は難しい
- 撤退する場合機械の売却は二束三文
高額な初期投資が必要
コインランドリーの基本的な初期投資額は店舗に導入する機械の数などによっても変動はありますが、およそ
- 3000万円~5000万円の初期投資額が必要
高収益を実現できるとは限らない
初期投資額が大きい割に大きな収益を得にくいのがデメリットです。
ただし、店舗によっては年間1200万円~1500万円の売り上げを上げることも可能だといわれているので、立地がカギになってくると考えられます。
仮に5000万円でスタートして年間1200万円の売上を上げられるのであれば
1200万円÷5000万円×100=24
なので表面利回りであれば24%あるので非常に良いビジネスモデルと言えるかもしれません。
機械を導入してるので定期的なメンテナンスが必須
コインランドリーで欠かせない自動洗濯機ですが、やはり機械・消耗品であるため定期的なメンテナンスも必要になってきます。
競合店(ライバル)が近くにできると売上に影響する可能性アリ
競合店が運営する店舗の近くにできると、必然的に売上が下がる可能性が高いと言えます。
また、基本的にはコインランドリーは差別化も難しいといわれています。
機械を設置して稼働し始めると移転は簡単ではない
コインランドリーは、一度機械を設置し稼働させるため、簡単には移動させることはできないといわれています。
コインランドリーの設置は通常困難なため、最初のテナント選びが重要になります。
最近は、移動式のコインランドリーも出てきており、今後このようなコインランドリーが増えていくかもしれません(日本一低リスクなコインランドリー「洗っときます!」)
撤退した場合の機械の売却は二束三文程度
コインランドリーを始めたものの、あまりよい結果が出ず撤退する人もいるでしょう。
撤退する場合は、機械などを売却すると思いますが、その時の売却金額は「二束三文」にしかならないといわれています。
土地活用としてのコインランドリーをする方法は2パターン
土地活用として、コインランドリーをおこなう方法は基本的に2パターンに分かれます。
- 自分でコインランドリーを経営する方法(FC加盟加入・加入無し)
- 土地だけを貸してコインランドリーを経営を任せる方法
以下では少し詳しく解説します。
自分自身でコインランドリーを経営をする方法
自分自身でコインランドリーを経営する方法としては、更地の土地にコインランドリー用の建物を建設し、コインランドリーで必要な機器などを購入しその後搬入し設置後、店舗をオープンさせます。
昔からあるような、古びたコインランドリーは、すべて自分で準備して経営する方式をとっているところが多くあります。
テナントなどに入っているコインランドリーは機材などを準備して経営していますが、コインランドリー用の建物を建設してスタートするところは、莫大な初期投資が必要になるため、最近は中々少なくなっているといえます。
また、すべて自分で準備してきたコインランドリーの経営者であれば、利用客・固定客をうまく獲得できれば、大きな収入につながるはずです。
また、自分自身ですべて準備してコインランドリーをおこなう以外にも、コインランドリーのフランチャイズを行っている会社に相談しコインランドリーのノウハウを手に入れ経営するオーナーの方も存在します。
土地を貸してコインランドリーを人に任せる方法
自分自身が所有する土地(遊休地)にコインランドリー経営を行いたい人を誘致して経営してもらう方法です。
土地を貸している側の方は、基本的にコインランドリーを経営するわけではないので「地代(家賃収入)」をもらうだけなのでその他のリスクは何もありません。
「借地(定期借地等)」として土地を貸すだけなので初期投資額もなにも必要ありません。
この方法が最もベストな土地活用の方法と言えます。
仮に土地を貸して「コインランドリー経営が失敗」に終わったとしてもあなたに降りかかるリスクと言えば、毎月の家賃収入がなくなるだけです。といっても元々も土地貸しをする前まではなかった収入なので元に戻っただけと言えます。
コインランドリーの需要と将来性
現在の日本では「共働き」「一人暮らし(単身赴任含む)」「家事の時短」などを理由に、コインランドリーの需要が高まっています。
最近は外国人観光客の利用も増えているようです。
今までは、布団・毛布・衣類などをクリーニングに出していた方が、自分自身でコインランドリーへ持っていき、洗濯・乾燥までをすべて自分でおこなうようになってきています。
コインランドリーの店舗数も平成8年では1万店舗弱だったものが、平成25年には1万6000店舗に急増しています。平成29年には2万店舗。
しかし、これだけコインランドリーが増えてきたなと感じていても、まだまだ利用しているのは8%前後だといわれており、今後もコインランドリー市場は拡大していくと予測されています。
コインランドリーを行う上での注意点
コインランドリーは、無人店舗なので利用客がいなければ誰も人がいない空間になります。
コインランドリーの近くにお住いの方は、洗濯が終わるまで時間がかかることもあるため、洗濯物を放置することもあり、洗濯物の盗難がおこることもあります。
また、コインランドリーの中には24時間営業を行っている店舗も多いため駐車場や店舗内でたむろされる可能性もあるのです。
盗難が発生した時は、場合によっては店舗責任者に責任を取らないといけない場合もあります。
盗難対策などは必須のビジネスモデルと言えるでしょう。(しっかりしたFC会社で行う場合は、この点はしっかりと管理されています。)
コインランドリー以外にも収支計画を見て他の土地活用についても検討することをおすすめ
土地活用は、コインランドリーのほかにも様々な活用方法が存在します。
人それぞれ土地活用をする目的は様々ですが主にこのような目的を持って土地活用を検討されているはずです。
- 新たな収入源を模索している
- 節税対策・相続税対策として
このような目的をかなえるためにも土地活用では「土地活用プランを比較する」ことが非常に重要です。
土地によって広さや形はそれぞれ違うので、その土地にあった「最適な土地活用プラン」を模索することが大切なのです。
しかし、自分では最適な土地活用プランを見つけるのは大変です。そこでおすすめなのが
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土地活用のコインランドリーでよくある質問
コインランドリーのFCに加入検討する際のチェックポイントは?
売上を上げ、事業を運営し続ける本部機能を保持しているかどうかが重要なポイントです。
- 出店形態(機械販売のみ、個人経営、フランチャイズなど)
- 何店舗出店して何店舗閉店しているか
- 出店エリア(遊休地活用ではなく、売上の上がる場所に出店しているか)
- 開店後の業務負荷はどの程度か
- FCとしてTV CMや新聞・雑誌等メディアで統一戦略がとれているかどうか(統一したキャンペーン・出店CMなど)
本社を見比べることや資本を比較してみることも重要な判断基準のひとつです。
コインランドリー事業は儲かるのですか?
いわゆる大もうけは期待できませんが、安定した現金収入があるのがコインランドリーの特徴です。掃除以外の手間・がほとんどかからないため、運営費・維持費も抑えることができます。
コインランドリー事業は飽和状態ではないですか?
現在コインランドリーの利用率はわずか3~5%程度と言われています。
九州などでは、知名度のあるコインランドリー事業者がCMを行っていますが、現在は30%程の利用率があるといわれています。
機器の償却期間は何年くらいですか?
もっとも長いパターンで13年です。
銀行借り入れなどによる買取の場合は10~15年の返済計画が多く、リースの場合は5~7年のケースを多く見受けます。なお、法人の場合は税金や利益計画の関係から短くする場合も見受けられます。
ちなみに機器の寿命ですが、しっかりメンテナンスを行えば20年以上は稼働します。
コインランドリー業界の課題は?
以下のような規制を無視した、違法なコインランドリーが多いことです。
- 洗濯機・乾燥機排気ダクトに亜鉛やアルミなどの材質を使用(業務用洗濯機・乾燥器はガス機器であるため、
ガス事業法で排気ダクトの材質はステンレスのSUS304以上と定められています) - コインランドリー店舗内でのスタッフによる洗濯物たたみサービス・洗濯代行サ―ビス
(日本ではコインランドリー店舗の洗濯機を使って従業員がお客様の洗濯物を洗う・店舗内でたたむ・仕上げサービスなどを行うことはクリーニング業法上違法です)
2つ目の課題は、差別化を図ろうサービスを行っている店舗も存在するのが現状です。
土地を保有していないのですが、出店することは可能ですか?
土地を保有していなくてもコインランドリーオーナーになることは可能です。
コインランドリーの出店費用はいくらぐらいですか?
FC(フランチャイズ)展開しているところからスタートする場合と個人ですべてスタートする場合でも出店にかかる費用はバラバラです。
中古品などでコインランドリーをスタートする方は、600万円前後でスタートするという方も中にはいらっしゃいますし、すべて新品の機器を準備してスタートされる方は2000万円以上の初期投資額でスタートする人がいます。
【土地活用】コインランドリー経営・土地貸しのメリット・デメリットを徹底解説まとめ
ここまで、土地活用でのコインランドリーの特徴やメリット・デメリットについてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にメリット・デメリットをまとめておきます。
- 生活で欠かせない「衣」なので
固定客を獲得しやすい - 自分することは何もなし
- 人件費がかからない
- 土地が自己所有であれば
経費は水道光熱費と洗剤程度 - 固定資産税がムダにならない
- やり方によっては初期投資額を
抑えられる - 代金未回収リスクが少ない
- 高額な初期投資が必要
- 高収益を実現できるわけではない
- 機械を導入しているため定期的にメンテが必須
- ライバル店が現れると売上が下がる可能性がある
- 機械設置後は移転は難しい
- 撤退する場合機械の売却は二束三文