不動産投資

不動産投資利回りの種類と違いとは!最低ラインは何%あれば儲かるの?

今回は、これから不動産投資を始める方にはまず知っておいてもらいたいのが【利回りの種類】と【何%あれば不動産投資で儲かるのか?という最低ラインの利回りの数字】です。

筆者プロフィール

22歳から不動産投資の勉強を開始。24歳から不動産投資を自己資金ゼロで始める。初めて購入した投資物件は、一棟マンションで1Kの15戸。指値をして表面10%以上の物件を購入することに成功。実質利回りで8%を超える物件で賃貸経営を6年以上経験。2018年11月一棟マンションを購入した価格よりも1000万円以上高い金額で売却し、売却益(キャピタルゲイン)だけでも約2000万円以上だし、不動産投資のゴールと言われる売却で利益を出すことに成功。

といった堅っ苦しいプロフィール紹介は読み飛ばしてもらって大丈夫です。w

 

ただ、これから不動産投資を成功させるためには、物件を購入する際の1つの指標となる「利回り」について知っておかなければいけません。

この利回りで購入対象となる物件なのか?もしくは購入しない方がいい物件なのか?または、指値が成功すれば投資対象になるのか?という、不動産投資を始める上での指標となります。

 

この記事を読むと
  • 不動産投資の利回りの2つの種類と意味
  • 不動産投資の利回りの最低ラインとは?
  • 中古投資用物件でベストな利回りは何%?

なんどもいっているように利回りは不動産投資で重要な判断基準の1つとなります。また、物件・立地などでも利回りは変わってきますし、築年数でも変わってくる数字になります。

この利回りが悪い物件をもし購入してしまった場合、最悪成功どころか自己破産という道に突き進む可能性もあるのです。

不動産投資を始める場合、誰もが成功を望んでいますが判断基準を誤ると不動産投資は儲からない!となり、せっかくチャンスだったかもしれない出来事を棒に振ってしまうことになるでしょう。

まずは、不動産投資の利回りについてじっくり勉強し、あなたが望む不動産投資の成功を掴むキッカケにしてもらえたらと思います。

不動産投資で成功するための最低ラインは何%?

不動産投資での利回りを簡単にいうと

投資した金額に対して1年でいくら回収できるか」という数字です。

 

仮に1億円の投資物件を購入しました。年間で1000万円の家賃収入があった場合、これは

「利回り10%」となるわけです。

 

では、不動産投資を成功させるためには、利回りの最低ラインは「何%」なのでしょうか?

これは、以外に最低ラインが何%であればOKというのはありません。

 

地域によっても平均利回りは様々ですし、物件の種類(アパート・マンション・区分所有)によっても変わってきます。

私の利回りの最低ラインをあえていうのであれば「表面利回りで最低10%」はなければ投資物件を購入しないという基準を持って不動産投資を行なっています。

不動産投資の利回りの種類「表面利回り」と「実質利回り」

この章では、利回りの基本的な種類について紹介しておきます。

表面利回りとは

表面利回りとは、物件の購入価格に対して1年間でいくら回収できるのか?という数字を表す利回りになります。

表面利回りは物件が満室状態を1年間維持できた時の利回りを表示していることも多く、1つでも空室が出た場合などは利回りも必然的に下がるということになるのです。(不動産サイトを見てるとよく書かれているのがこの利回りになります。)

計算式

表面利回り=年間家賃収入÷購入物件価格×100

実質利回りとは

表面利回りより、具体的な利回りがこの「実質利回り」です。

年間家賃収入から、賃貸経営でかかった諸費用などを差っ引いてでた数字が「実質利回り」です。(諸経費とは、税金、電気代、リフォーム代など賃貸経営に必要だった支出のこと)

表面利回りは10%を超えていたのに、実質利回りは8%だったということはよくあることです。ですから表面利回りが良いからといって良い物件という訳ではないことを理解しておきましょう。

計算式

実質利回り=年間家賃収入ー全経費÷購入物件価格+購入諸経費×100

そのほかには、「自己資金返済利回り」と「借入金返済後利回り」という利回りの種類も存在します。

不動産投資の利回りは新築投資物件は低く中古投資物件は高い

基本的に新築で利回りが10%を超えているものはありません。多くは4%〜5%程度(表面で)でしょう。新築の投資物件は、建設費用などでお金がかかってしまうため基本的に利回りは低くなってしまいます。

 

新築の物件と中古物件の場合、あなたもお分かりだと思いますが、設定されている家賃を見るとそこまで大きく差はありません。新築だから家賃をものすごく高く設定できるかと言われれば、できませんよね?

そのエリアそのエリアで、家賃相場があるので新築だから中古賃貸物件の倍に設定しようとはできないのです。

結果、中古物件(築浅など)になってくると10%台の高利回り投資物件も出てくるのです。

利回りの目安!築年20年までの物件は6%以上・築20年以上は8%以上

不動産投資を始める際ほとんどの方が中古物件で始めると思います。

利回りなどを考慮すると、基本的に土地を持っていない限り中古物件からのスタートになるでしょう。

 

そこで、利回りの目安となる数字が、築20年以内の投資物件であればできれば「6%以上築20年の投資物件であればできれば「8%以上」の投資物件を目安に購入することをおすすめします。

 

私の投資基準は、福岡だったので最低でも表面利回りが「10%」実質利回りが「8%」の投資物件を目安にずっと何件も物件を見て探していました。

私が購入した不動産投資用一棟マンションの利回り

2012年の10月25日に私は初めて投資用マンションを購入しました。

築年数は22年、購入物件価格は指値をして7300万円、満室時の年間家賃収入は756万円でした。

表面利回りは「10.3%」、実質利回りは「約9.6%」でした。当時は、銀行の融資も現在とは比べ物にならないくらい通りやすかったので「オーバーローン」で購入しました。

 

私が1つの不動産投資を成功で終わらせることができたのも「買い時」に投資物件を購入することが出来たからだと今では感じています。

不動産投資でよく使われる利回りを計算しよう

表面利回り

表面利回り=年間家賃収入÷購入物件価格×100

表面利回りは、不動産情報サイトで掲載されているよく見る利回りのこと。これは、現在の状態でどのくらいの利回りを見込めるのかという表面的な利回りのこと。

実質利回り

実質利回り=年間家賃収入ー全経費÷購入物件価格+購入諸経費×100

実質利回りは、年間でかかってくる経費が多ければ悪くなりますし、経費を少なくすることができればよくなったりもするので、その年その年で変わってくることがあります。

また、物件の種類によっても表面と実質利回りの差が小さなものもあれば大きくなるものもあります。(区分所有の場合、一棟アパート・マンションの場合など物件によっても差が大きくなることもある。)

自己投資利回り

計算式

自己資金投資利回り=年間家賃収入ー(年間経費+年間銀行返済額)÷投資した自己資金×100

自己資金投資利回りとは、自身が投資した自己資金に対しての利回りを知ることができるものです。(自己資金とは頭金・諸経費を足したもの)

ちなみに、私は、この自己資金投資利回りを計算したことはありません。wですので、絶対に知っておきたい利回りの種類ではないということですのであまり深く考えないでいいかと思います。

借入金返済後利回り

【計算前に】

物件購入価格:7300万円
諸経費   :500万円

家賃収入が毎月63万円、毎月の返済額30万円、固定資産税・管理費・修繕積立金で毎月6万円かかる一棟マンションを想定。

手元に残るお金は

63万円ー30万円ー10万円=23万円

借入金返済ご利回り計算式

毎月の残る家賃収入×12ヶ月÷物件購入でかかった全費用×100=借入金返済後利回り

23万円×12ヶ月÷7800万円×100=3.5%

借入金返済後利回りとは、年間でいくら家賃収入が手元に残るのか?ということを知るための数字になります。

家賃収入から、賃貸経営でかかる経費・税金・借入金返済など全てを差し引いて「最後にあなたの手元に残るお金」を知る計算方法です。

この借入金返済後利回りは、理想は少なくとも2%以上となる物件を目安に購入できると、計算上では良い物件と判断できるわけです!

しかし、この計算は年間満室を想定して計算しているので空室が出て家賃収入が減った場合はさらに下がることになります。

どれだけ空室が出ても2%下回らない物件を見つけられると購入対象物件と言えることになるでしょう!

利回り10%以上の投資物件を探す秘訣

利回り10%の物件を探せ!もしくは、私は買いました。

といったようなことが本やブログなどで書かれていることがあります。もちろん利回り10%以上の物件を購入することは初めての人でも不可能ではありません。

ここでは、利回り10%以上の物件を見つけるコツをご紹介しておきましょう♪

利回り10%投資物件を初めての不動産投資で見つけるコツ

初めての不動産投資を始めるために、不動産屋へ出向いて実際に物件の資料などを見せてもらうことは可能ですが、基本的には利回りが10%以上の物件はないのがほとんどです。

 

そこで、行動力がある方は「競売」「公売」などの任意売却物件などもチェックされる方もいると思います。しかし、現在は競売・公売で購入する方法は認知度が上がり昔ほど安く購入できないのがほとんどです。

 

次に、ネットや資料などに掲載されている物件価格を下げてくれ、いわゆる「指値」をする方法を行うこと。

もちろん、ほとんどが指値をしてもOKしてもらえないことがほとんどですが、購入対象物件を片っ端から指値をしていけばいつかは指値に近い金額なら売却してもいいという返事をもらうことができるようになるはずです。

 

実は、この指値で物件価格を安くできるか、できないかは購入時期も重要になってきます。

不動産投資には、「買い時」「売り時」と言われる時期があり、今(2018年12月現在)はちょうど、売り時でもう少ししたら買い時の時期がくると言われています。(某有名不動産投資家談)

理由としては、様々な不動産投資に関する問題が公になり、金融機関の融資審査が厳しくなっているため、良い物件があっても誰でも購入することができないため。結果、売主は投資物件の価格を下げざるおえなくなってくる状況にあるので、その価格が下がったタイミングがまさに買い時と言われています。

 

また、指値の方法として、数ヶ月も売れていない物件であれば指値も通りやすくなるなど、指値するタイミングなどを見計らって行うこともとても重要です。

 

そのほかには、不動産投資を専門とする会社のメルマガに登録し、通常では知らない物件情報などを得ることも1つの方法です。気になる物件情報が出てきたら資料請求して、より詳しい物件情報をチェックすることができます。

  • 競売・公売を常にチェックすること
  • 指値をする方法
  • 不動産投資専門会社のクローズド情報をチェックする

 

不動産投資の利回りに関するQ&A

不動産投資で利回り10%なんて言ってますけど、でも実際はそんな物件見たことが無い

今は、条件のいい物件(=立地が良い)出ればすぐ買い手が付きますよね?

ほとんどの場合、税金や修繕積立金や管理費・その他諸々除けば、よくて3%~4%が実際のところではないでしょうか?

いや、4%でも厳しいか?よくて実質利回り3%とかですよね!?

不動産投資で「利回り10%」とか言ってる人はどのような物件を買ったら利回り10%で回せるのか教えてください。

よろしくお願いします。

A

非常にいい質問です。

あなたの金銭感覚と物件を見る目は、正しい方向にようやく
変わり始めた、というところでしょう。

 

ただ、基本的に不動産投資でいう10%というのは、表面利回りのことがほとんどです。

実質利回りはさらに低くなるのが普通です。

表面で10%以上なければ物件を維持できないと判断しています。

もちろんそんな物件はどこにでも転がっていません。

あれば、誰かがすぐ買っていってしまいます。つまりサイトや
不動産屋の店頭に出ている物件は、売れ残りということがほとんどでしょう。

では利回りの高い物件はどうやって探したらいいか?

まず一つは、競売、公売、任意売却です。但しこれらは今の不動産ブームで落札価格が高いから、利回りが高い物件を購入できる可能性は低いです。

次に、指値をすること。売値800万のを500万なら買うという、売る側からしたらやり過ぎなくらいの指値入れる。これもほとんどは断られますが、あきらめずに続けること大切。

私は先月、築25年の分譲ファミリーマンションを通常の売買で購入しました。それまでの価格は380万でしたが、私のは280万。26%のディスカウントだ。基準賃料は5.5万だから表面利回りは23.6%だ。

何でこんな物件が出ているのか?不動産屋に聞いてみたら、ウチや仲間のところでも物件を買いすぎてしまって、これ以上は今買えないから市場に出した、と言っていました。

こういうこともある。全てはタイミングで現金を持っていることが重要です。

要は、普通の人が出来ないことを出来るようにする、これが他人よりも優れた技術というもので、それを身に付けることが大切なんです。

強いて言えば、良いボロ物件を上手に経営できれば実質利回り10%以上でも回せる可能性はあるでしょう。もしくは、とんでもなく安い物件を手に入れるかですね。

 

不動産投資の金融機関の物件評価方法について

積算評価重視で評価する金融機関が多いとは思いますが、地銀、信金など含め収益還元法で評価をする金融機関はどこがありますでしょうか?

りそな銀行以外でお願いします。

A

オリックス銀行は、積算評価と収益還元の両方で見てくれます。木造が主です。木の方が利回りが出るという理由と聞きました。

この物件どう思いますか?

不動産投資について質問です。不動産投資初心者です。

販売価格:250万円
表面利回り:15.74%
想定年間収入:393600円(32800円/月)
RC造の築27年
管理費:4800円
修繕積み立て:2500円
賃貸中

この区分所有物件を現金一括で購入した場合、所得税や色々な手数料を引いて、実質手元に年間いくら入りますか?初心者の質問ですみません。

また、購入時物件など値切ることはできるのか?その他、注意点などあれば教えていただけないでしょうか?

A

マンションは管理で買えといいます。
「修繕積み立て金が2500円」はあまりに悲惨な数字です。年数からいっても、最低1万円はいるはずです。

これまで、修繕積み立ての少なさ、これからも値上げが困難、それらを総合的に考えると、もうすぐ(数年後)には、共有部分が悲惨な事になり、最悪住むのが困難になります。

また、その物件の間取りはなんでしょうか?仮に1R(ワンルーム)や1Kなどの単身者用マンションであれば、将来売り手が見つからない可能性もありますし、売却しにくい物件を持つと負の資産となりかねないので私はおすすめしません。(築あと17年ほど浅ければまだよかったでしょうが。)

 

不動産投資利回りの種類と違いとは!最低ラインは何%あれば儲かるの?まとめ

いかがだったでしょうか?

利回りの種類とその違いについてご理解いただけたでしょうか?

 

基本的に利回りの最低ラインはエリア・物件によって様々なので絶対何%あれば成功するというものではありません。

また、利回りがよかったとしても実際賃貸経営してみるとその通りにならず不動産投資に失敗したという人はかなりいます。

 

利回りはあくまで物件を選定する際の1つの基準であるということを知っておきましょう!

 

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