家を売るためには、いくつか知っておかなければいけないことがあります。
今回は、実際に家を売却した井手さん家の例を元に家を売る方法をお話ししていきます。
福岡に在住の結婚して5年後に戸建てを購入。現在は、夫婦、4歳になる息子、2歳になる娘の4人暮らし。
旦那さんの仕事の都合で福岡から転勤しなければならず、家族で話し合った結果、家を売却して家族みんなで引っ越すことになりました。
家の残債は残り30年程で2000万円ほど。
家を売却することになり、不動産業をやっている友人でもある筆者(大川)に相談してきた。
最終的には、残債分を売却金額で相殺することができた。
その後は、転勤先で今後引っ越す予定もないため、ゆっくりと今後の家を探している。
この井手家の方々の売却までの流れを元にこれから家を売る方法について知りたい方へ、知っておくべき家を売る流れややるべきことをお伝えしていきます。
家を売る方法!基本的な6つのステップ
初めて家を売るという方々がに知っておいてほしい、家を売る流れは以下の通りです。
1住宅ローンの残債を銀行に問合せてチェック
2残債額を把握したらいくらで売りたいかを決める
3不動産会社に査定を依頼する
4査定結果後はどの不動産会社に任せるかを決める
5購入希望者に家をアピールする
6売却
家を売るためには、この6つのステップで売却を進めていけば安心してあなたの大切な不動産である家を売却することができます。
私たち夫婦も家を売るということ自体初めてでした。
最初はどうしたらいいのか?まずはどんなことから家の売却を初めていけばいいのか全くわかりませんでした。
ですが、相談して教えていただいた通りの順番でやっていくことで安心して希望通りの金額で売却することができました^^
1.住宅ローンの残債を借り入れしている銀行に問合せる
まず、家を売るためには「今現在の借入額」を把握しておかなければいけません。
借入額を把握しておかなければ、家を売るときにいくらで売却すればいいのかということがわかりませんし、把握しておかなければ家を売ったは良いものの借入の残債分には届かず、貴重な貯金で返済しなければいけない自体になることもあります。
「残債の確認」は、銀行に問い合わせると電話では教えてもらうことができないこともありますが、
- ハガキで残高表が届いているはずなのでその残高表をチェックするか
- 直接、銀行に出向き残債を教えてもらう
この2つで確認する方法があります。
2.【希望売却額の決定】残債チェック後は家族で話し合う
銀行などから借入している住宅ローンの残債を確認したら、いくらで売却したいかを家族で話し合いましょう。
話す内容は以下の通りです。
- 住み替え先でかかる費用がどれくらいかかるのか?(引っ越し費用など)
- 仲介手数料がいくらかかるか計算する
- 仲介手数料計算後は残債額にその分を上乗せする
結果2300万円で売却することに決定しました。
ちょっと待ってください!2300万円ではダメです!
家の購入者というのは必ず価格交渉をしてきます!
その点も考えて、2450万円ほどに希望売却額を設定するようにしてください!!
例:残債2000万円だから2000万円で売却しようと決めるのは×
残債2000万円であれば、引越し費用+仲介手数料+2000万円=売却金額
仲介手数料については「仲介手数料早見表」を是非チェックしてみてください!
2000万円で仮に家を売却した場合にかかる仲介手数料は「71万2800円」です。
3.【自宅の価値を知る】家を売るならまずは複数の不動産会社に査定を依頼
売却する場合、現在の自分たちの家がいくらで売れるの?が一番気になりますよね!
そこで、査定を依頼するところが「不動産業者」です。
ただ、どこに査定を依頼するべきなのかわかりませんでした。こだわりを持って購入した家なので変なところに売りたくないし、住宅ローンは最低でも手出しなしで完済したいと考えていました。
そんな時に大川さんに不動産売却のあるサービスを教えてもらい、非常に便利だと感じました!
自宅を売却する時は、やはり安心して売却して住宅ローンを完済したいですよね!できれば、次の住み替え先の資金なども得ることができれば100点満点はなず!
そこで、一番オススメの不動産サービスがこちら「イエウール 」です。
イエウールは、不動産一括査定サービスと言われるもので、その中でも現在急速に利用者が増えてきているサービスになります。
不動産売却する際のキモは、絶対に1社だけに査定を依頼しないこと!
複数の不動産会社に査定を依頼し、不動産の査定価格と担当者を比較してどこの不動産会社にお願いするかを決めるようにしましょう!
私が最もオススメできる不動産一括査定サイトは「イエウール 」です♪
しかし、1社だけでは査定額が安いのか高いのかわからない!本当に信用できる不動産会社なのか判断しづらいということを教えてもらい、不動産一括査定サイトを利用することにしたのです。
査定は3社の不動産業者に依頼させてもらいました!
3日ほど待っていると査定結果が届きました。結果がこちら。
1社目:2250万円(地元の小さな不動産会社の優しい雰囲気の担当者さん)
2社目:2500万円(大手の不動産会社で熱意が感じられる好青年)
3社目:2400万円(福岡で有名な不動産会社でベテランの営業マンの方)
という結果でした。
自宅と似た家がいくらで売り出されているかチェックする
不動産業者が提示する査定価格は、あくまでこのくらいの価格であれば売却することが可能だろうという専門家の売却の目安となる価格になります。
ホームズやSUUMOやアットホームなどで、同じエリアにある似た広さや間取りを持つ家を探しどのくらいの価格で売りに出されているのか確認してみましょう!
自分の家の相場をチェックする方法を詳しく知りたい方は「【不動産売却の相場の調べ方】初心者でも5分で簡単に調べられる3つの方法」をご覧ください。
4.【不動産会社を決定する】どの不動産会社に売ってもらうのかを決める
査定価格を提示してもらったら、1社1社の担当者と話しをじっくりしてみましょう。
- なぜこの査定価格なのか?
- この物件であればどのくらいで売却可能なのか?
- 今までどんな物件を売却してきたのか?
- あなたが実際に会って話していい印象を抱いたか?
- この家を効率よく高く売却するための戦力をたてるならどんな方法があるのか?
基本的に「イエウール」に参加している不動産会社は信頼できる企業のみが参加しています。しかし、不動産業者がいくらよくても売るのはあなたの物件を担当した営業マンです。
営業マンに対して、熱意や好印象などいいイメージを持つことができたのであればその不動産会社に依頼してもいいかもしれません。
また、売買経験が豊富なベテラン営業マンも豊富な知識を持っているはずなのでそういう方を探してもいいかもしれませんね。
売却を依頼する不動産業者を決めたら「媒介契約」を結ぶ
家を売るときは不動産会社と「媒介契約」を結びます。
- 「専属専任媒介契約」
- 「専任媒介契約」
- 「一般媒介契約」
基本的に、「一般媒介契約」か「専任媒介契約」のどちらかでOKです!
媒介契約について詳しく知りたい方は「不動産売却時の仲介依頼で必須の【媒介契約とその種類】を徹底解説」をご覧ください。
一般媒介契約は、人気のエリアの家やマンションを売却する時などに選択すると良いでしょう!一般媒介契約の場合、不動産会社からの報告義務もないので自分から積極的に状況を聞かなければいけないこともあります!
専任媒介契約は、1つの不動産会社にしか仲介を依頼できない代わりに二週間に1度の頻度で報告義務があるので状況を逐一把握することができます。
- 一般媒介契約とは、複数の不動産会社へ仲介を依頼できるスタイル
- 専任媒介契約とは、「専属専任媒介契約」と同じで1社の不動産会社にしか仲介業務を依頼することができない契約
5.【みんな同じ!】売り出し中の時の悩みと不安
家を売るときは、家が売れてくれるかな!?と不安になることもありますよね。
実際、家の売却をする人の多くは希望日までに売却できるか不安という方もいますし、希望価格で売れるのか心配と不安になる方が多くいらっしゃいます。
私も売りに出したときは、旦那さんの仕事の転勤のための引越しだったため、転勤する日の一週間前までには全てを片付けておきたいと考えていました。売り出してからの一週間は反応がなかったためすごく不安になりました。
誰でも経験がないことに対してはすごく不安になります。しかし、信頼できる不動産業者に売却を依頼することができれば1ヶ月〜3ヶ月で買主を探すことが可能になります。
家が売れない時には誰もが不安に感じることです。それが5ヶ月も6ヶ月も続くと大丈夫か?と心配になります。本当に売れない家というのは一年経過しても売れません。
そんなときは「1年以上も家が売れないと困っている人が参考にすべき対策と3つの手順」をご覧ください。
広告が出ているかチェックする
媒介契約ごの翌日から、不動産会社の営業マンは家を売り出すための広告を出します。
ちなみに売り出し価格は購入価格とほぼ同等の2500万円で出すことに!
一般媒介で契約した人は、どこの不動産情報サイトで売りに出しているのかを確認し、自分自身でチェックしてみましょう。
仮に広告が出ていなかったりする場合は、その不動産会社は信用できないので繰り返す場合は契約を打ち切りましょう。
私も媒介契約を結んだ後の数日後には広告が出されているかチェックしました。実際に私たち家族が住んでいる家がホームズやSUUMOなどに出されていると、あっ本当に売却を進めているんだなと実感しました。
後は、大事な家だし大切にしてくれる人に購入してもらえたらいいなぁと感じました。
6.売り出し中の家を内覧者に好印象を与えるコツ
売り出し後には、多くの方が家を見にくる「内覧」というものがあります。
少しでも希望期間内に家を売りたいのであれば内覧者の方々にいい印象を少しでも与えることが大切になります。
- 庭を綺麗にする
- 家の中を掃除して綺麗にする
- 廊下などに物を置いているなら整理整頓する
- 水回りなどをピカピカにしておく
- 内覧者が来るときは玄関から全ての部屋の明かりをつけて明るく見せること
私たちの家の場合は、キッチンのコンロや流しのところをピカピカにしていると内覧者の奥様がすごく褒めてくれて好印象で帰られました!
帰った後に不動産会社の方からは好印象だったのでいい反応ですね!と言われました^^
いつ内覧者が来てもいいようにピカピカに掃除しておく
希望期間内や希望額での売却目指すなら絶対にここは必須になります!
一手間に感じて面倒だとは思いますが、この清掃・整理・整頓などをすることで3割り増しで物件がよく見えるようになり、好印象を持ってもらうことができるのです。
6組の内覧者がきて最終的に2ヶ月で買主が決まりました!!
最終的に2ヶ月で買主が決まりました♪しかもっっ2500万円で買付申込をもらえました
!!
買主さんがほぼ決まったので本当に安心しました^^
ただ、不動産会社の方から買主さんが100万円値引きして欲しいという要望が出ているという連絡がありました。
値引きについては、また家族と話し合い最終的に値引き交渉に応じることにしました。
安心して使えるサービスと信頼できる不動産会社を選択することで、今までの通常の売買ではありえなかったスピーディさを得ることができますし、簡単に査定価格を比較することができるので通常と比べ高く売りやすくなるのです。
家を売るためには購入者の要望に答えてあげることがポイント
家を売る際は、購入希望者が出てくると必ず値引き交渉が入ります。無い方が奇跡なくらい。
ここで、井手家の方々のようにしっかりと値引き交渉に応じてあげると売主の要望にも買主さんが応じてくれるようになるので、売却する際は値引き交渉に備えて価格設定をしておくことが大切です。
家を売って、引越しをするまで準備などもあるでしょうし、売主の都合もあると思います。
例えば
- 引き渡しは3ヶ月後や6ヶ月後でもいいか?
- ここが壊れているけど直さなくてもいいか?
などなど売主さんの都合はその家族によって様々なものがあると思います。このような売主の要望も値引きをすることで買主はそれに応じやすくなるのです。
ちなみに、家がある都道府県などのエリアによっては内覧者が現れないということも考えられます。
井手家の家は、福岡市内で比較的人気の駅が近くにあったので価格の割には内覧者が多かったように思います。
もし、売れなくて困っているという方は「1年以上も家が売れないと困っている人が参考にすべき対策と3つの手順」の記事を参考にしてみましょう!
実際に家を売ることにした人の参考になるブログまとめ
ここからは、実際に家を売却した方々のブログを紹介しておきたいと思います。
本当に参考になるブログだけを集めてみたので是非参考にしてみてください^^
転勤などが理由の売却で参考になるブログ
離婚しての売却で参考になるブログ
経験者が語る!役立つ家を売るブログと必須の全知識まとめ
いかがだったでしょうか?
これが井手家が家を売った時の方法となります。
これから家の売却を行っていく方は、是非今回紹介した流れで家の売却を進めていきましょう。
私達家族がが大川さんに家を売却する時に教えてもらって良かったポイントはこれです!!
- 住宅ローンの残債(金額)を事前にチェックしておく!
- 引越し費用など住み替えにかかる費用を見積もっておく!
- 不動産一括査定サイトで複数の不動産業者に一度に査定を依頼する!
- 査定価格・不動産業者(担当者)を比較しどこに依頼するかを検討する
- 内覧者が来るまでに整理整頓・ピカピカ清掃しておく!(廊下を広く見せる・明かりは全灯)
家を売る際は、家を売るかもしれないという時点で査定だけでも済ませておくと、色々とバタバタせず、住み替え先の準備もじっくりすることができると感じました。
家が売れるまでというのは家によってバラバラで正直どのタイミングで買主が現れるのかということは不動産屋さんにもわからないそうです。
ですから、早め早めの動きをして余裕を持った行動をオススメします!
私自身も不動産売却に利用した際に利用して高く売却できました!
そして、井手家の皆さんにも紹介した不動産一括査定サイトが「イエウール」です!今現在利用者が増えてきており、利用者400万人以上の実績があるので安心して利用できます。