マイホームは購入・賃貸どっちがお得!?【メリット・デメリット】紹介!!
これから住む家は、「一戸建て」がいいのか?「マンション」がいいのか?また、「購入」したほうが良いのか?「賃貸」にしたほうが良いのか?
悩まれる方は多いと思います。
自分の家・資産と呼べるモノを持ちたいと思う方もいるでしょうし、家賃払っても自分のものにならないならもったいないし購入しようと感じる人もいるでしょうし、この地にずっと住む覚悟があるから自分の家を持とうと自然に考える人もいるでしょう。
逆に、大きな借金になるから怖くて買えないという人もいるでしょうし、資産と呼べるか怪しいからずっと賃貸でいいと思っている人もいるでしょうし、戸建てはメンテが必須だし、マンションは修繕積立金・管理費がかかるし、マンションによっては駐車場代も支払わなくちゃいけないからずっと賃貸でいいと感じる人もいるでしょう。
マイホーム(戸建て・マンション)購入か賃貸は正直それぞれの好みの問題だと私は感じます。購入を選ぶ場合、マンションか戸建てどっちにしようかでも悩みますし、購入は悩みの連続だと思います。
そこで、この記事では、マイホームは購入かそれとも賃貸でいいのかズバリ選び方をあなたに伝授します。さらに、購入のメリット・デメリット、賃貸のメリット・デメリットも紹介しますので、今後の参考に見てください。
住まいは購入・賃貸どっちが得!?
家は購入・賃貸どっちがお得という風に検索する方が多いですが、実際死ぬまで住むならどっちがお金かからない(安い)の?と考えている方が大多数だと思います。
- 結論=どっちが得かは住む人によって変わるから意味がない!!しかも、それは間違った判断になる可能性も
様々なサイト、不動産に関連する雑誌などでいくらかかるのかシミュレーションをやっているものなどを見かけますが、実際にその通りになる人は少ないと私は考えています。
購入と言っても一戸建て・分譲マンションにわかれますし、賃貸といってもマンションだけでなくごく少数でしょうが戸建てもあります。
仮にあなたがマンションが欲しいと思っているのに、30年・40年・50年後を想定して戸建ての方が総コストが安いなら「戸建て」に住みますか?
逆に「戸建て」を検討している人もそうです。
しかし、どっちが得か!?をお金がかかるかからないで決断すると必ず失敗します。
あなたがまずはどんなことを優先したいのか!?ということを明確にすることで安さ以上に価値を見出せるものがきっとあるはずなので一緒に考えていきましょう。
その前にまずは気になる、購入・賃貸のメリット・デメリットを紹介します。
マイホーム購入・所有するメリット・デメリット
マイホーム購入が夢だという方は以前よりは少なくなったかもしれませんが、やはり自分のモノ・資産として持っておきたいという人も少なからずいることでしょう。
まずは、購入・所有した場合のメリット・デメリットについて紹介します。
- 資産となる
- 家族に財産として残すことができる
- リフォームなど自由にすることが可能
- 自分の好きな間取り、設備などを選ぶことができる
- 老後の住まいがあるのは安心
- 大黒柱が亡くなっても団信加入してれば安心
- 修繕費・メンテナンス代がかかる
- 固定資産税などの税金を支払わなければいけない
- 子供が生まれる前に購入すると狭くなることもある(計画性が大事)
- 物件によっては負の資産となる
- 借金を負うというストレスを感じる人も
- 戸建てだと庭の掃除などが負担になることも
マイホーム購入をすると、マイホームは不動産なのであなたの大切な資産となります。さらに、将来的に子供がいるご家庭であれば子供に家を残すこともできます。
また、戸建てであれば好きな間取り・設備を選ぶことができますし、あなた好みの家にすることができます。マンションであれば、オプションを選んで様々なアレンジをすることができます。
定年後は、ローンも完済しているはずなので、日々メンテナンスを行っておけば老後も安心してその家に暮らすことができるでしょう。
団体信用生命保険(団信)に加入していると万が一大黒柱が亡くなる事態がおこっても住宅ローンが完済されるのが一般的です。遺族は住宅ローンの負担なく今の家でそのまま生活できます。
家を購入した場合、修繕費やメンテナンスを自腹で負担しなければいけません。住宅ローンとは別の出費なのでしっかりと計画性をもって行っていくことが重要になります。
さらに、購入後は自身の所有物なので税金もかかってくることになります。基本的には「固定資産税(人によっては都市計画税)」もかかってきます。
そして、しっかりと計画性をもって人生を歩んでいかなければ子供が予定よりも多くできてしまったことで家が狭くなり結果住替えしなければいけなくなったというケースもあります。
基本的にはマイホームは住宅ローンを組んで購入される人が多いと思いますが、その負担がストレスとなる人も中にはいらっしゃいます。
マンションであれば庭掃除などしなくて済みますが、戸建て住宅であれば庭の掃除などをしなければいけなくなることもあり、若いうちはそこまで負担に感じなかったかたでも老後に同じことをすると正直きついと感じる人もいるようですね。
賃貸の場合のメリット・デメリット
では、次に住まいを賃貸物件にした場合のメリット・デメリットについて紹介します。
- 賃貸物件であれば転居がしやすい(身軽)
- 家賃等以外の負担がない
- 購入するよりもお金のストレスが少ない
- 税金などを払う必要がない
- 基本的に設備が壊れても大家が負担してくれる
- 内装などを好きなようにアレンジしづらく自由度が制限される
- 物件によってはマンションでも防音対策が不十分なこともある
- 基本的に2年縛りが多い
- 更新料を取られる物件もある
これが、賃貸のメリット・デメリットになります。
賃貸の最大のメリットと言えるのが「転居」しやすいという点です。好きな賃貸物件を見つけたらすぐにでも引越しして住み替えることが可能なので、そのような点が賃貸の魅力になります。
さらに、賃貸は家賃さえ支払えばいいので住む人にとってはお金の負担が少ないですし、税金・修繕費・メンテナンス代は不要で、最初から設置されている設備が壊れても大家負担なので急な出費がでることも少ないといえます。
しかし、逆に家を好きなようにアレンジすることができないので自由度はかなり制限されるといえますね。(古い物件などであれば大家の許可があればDIYでお洒落にすることも可能。)
賃貸のマンションは、分譲マンションよりも壁が薄いこともあり防音対策に不満を覚える方もいます。
また、賃貸契約を結ぶ際現在は、基本的に2年縛りで賃貸契約をむすぶことになっている物件が多く、2年以内に退去する場合は「違約金(家賃1カ月分や2カ月分等)」を支払わなければいけません。
2年以上住む場合も、更新することになるので契約を結んでいる不動産会社・物件によっては更新料を取られるケースもあります。
購入・賃貸のメリット・デメリット
- 資産となる
- 家族に財産として残すことができる
- リフォームなど自由にすることが可能
- 自分の好きな間取り、設備などを選ぶことができる
- 老後の住まいがあるのは安心
- 大黒柱が亡くなっても団信加入してれば安心
- 修繕費・メンテナンス代がかかる
- 固定資産税などの税金を支払わなければいけない
- 子供が生まれる前に購入すると狭くなることもある(計画性が大事)
- 物件によっては負の資産となる
- 借金を負うというストレスを感じる人も
- 戸建てだと庭の掃除などが負担になることも
- 賃貸物件であれば転居がしやすい(身軽)
- 家賃等以外の負担がない
- 購入するよりもお金のストレスが少ない
- 税金などを払う必要がない
- 基本的に設備が壊れても大家が負担してくれる
- 内装などを好きなようにアレンジしづらく自由度が制限される
- 物件によってはマンションでも防音対策が不十分なこともある
- 基本的に2年縛りが多い
- 更新料を取られる物件もある
購入・賃貸した時のシミュレーション
ざっくりですが、50年間でかかる総コストについて紹介します。
総額:6231万円
購入価格:3800万円、頭金300万円
借入額:3500万円
毎月の返済額:10万8000円、年間返済額:129万6000円
(ボーナス返済なしで仮定)
住宅ローン総返済額:4501万円
固定資産税:年間10万円、50年:50万円
修繕積立金・管理費:月2万円×10年=240万、10年後1万円値上げされ月3万円×40年=1440万円
修繕積立金・管理費50年合計:1680万円
※分譲マンションを想定した金額です。
総額:6400万円
毎月家賃:10万円、年間家賃:120万円
50年間の総額家賃:6000万円
敷金・礼金・仲介手数料等:20万円、5回住み替えで合計100万円
2年1回更新料:10万、10年間で5回更新料:50万
25回分の更新料:250万円
引越し代:1回10万円、5回分の引越し:50万円
このシミュレーションは、あくまでシミュレーションなので住宅ローンの返済額、毎月の支払う家賃の額をだいたい同じで計算しました。
しかし、この設定では東京に住んでいる人は、購入価格ももっと高くなるでしょうし、賃料がもっと多くなければ賃貸物件に住むことができないでしょうし、家族構成によっても間取りが変わってくるため簡単に金額が変わることが予測されます。
ですから、よくネットなどで書かれている比較表を参考にして鵜呑みにしてしまうとあとあと後悔することになりかねません。
また、書き手によってもどっちがおすすめなのか?ということは言い回しなどが変わってきます。マンションを販売している不動産会社、関連会社がこのような「購入」or「賃貸」について書く場合は、購入がお得なように書く場合もあるので「購入したほうが良い」という言葉には注意が必要です。
35年を過ぎてくると購入のほうが安く済む?
基本的に35年を過ぎると、住宅ローンを完済することができます。すると、毎月必要な費用は3万円前後(税金の支払いは別でかかります。)になります。
長生きするのであれば、若いうちに購入しておいて完済したほうが安良いですし、賃貸であれば完済がないので、住み続ける限り家賃を支払わなければいけないので総コストという観点でいえば長生きし続ける限り払い続けなければいけないモノということになります。
「賃貸」のほうが必ず高くなることが予測されます。
ただ、老後もその家に住みたいのかというと人によってそこは変わってくるでしょう。
購入・賃貸の決断は総コスト(お金)で決めるのはNGだと思う理由
人の人生というものは、幼年期0~4歳、少年期5~14歳、青年期15~24歳、壮年期25~44歳、中年期45~64歳、高年期65歳~というように細かく言うと分かれています。(厚生労働省を参照)
マイホームを購入する方の多くは壮年期であり、バリバリ働いている時代でもあります。
ですから、コストが安い方を選ぶのではなく、利便性を重視したり、家族の事を重視して決めることが最も大切なのではないかと私は考えます。
仮に購入のほうが安いからと言って戸建てを購入した場合、通勤に不便になってしまい、家族との時間が減ったとなると、それはストレスの原因となり、家族との仲を裂く原因になることにもつながります。
少し高いけど賃貸にすることで、通勤が便利になり、そのおかげで仕事の効率があがり、結果成果を出すことができ、出世し収入アップする確率もあがるでしょうし、通勤時間が短くなったことで帰りも早くなり、子供との貴重な時間を作ることができ幸せな人生を送ることにつながるということもあるわけです。
まぁ、何が言いたいかというと結果人それぞれの「価値観」で購入か賃貸かを選んだほうがいいんじゃないの?という事をあなたに伝えたい!!
人それぞれの価値観とその種類
ちょっと不動産と関係ない価値観について話します。
人にはこのような価値観があるといわれています。
「仕事・お金・家族・人間関係・健康」
あなたが人生を歩んでいるときにどんな価値観が重要なのか優先順位をつけることで購入のほうがいいのか?賃貸のほうがいいのか?
考えてみると私は良い結果が生まれるのではと考えています。
ちなみに、私の今の価値観は
1仕事2お金3家族4健康5人間関係かなと思っています。
今は仕事を頑張ってしっかりお金を稼いで、家族との今しかできない時間を楽しむということを大切にしています。
ですから、健康が疎かになって心配になる時もあります。w
購入・賃貸を検討している時こそ、2次メリットまで考えながら検討するといいですね♪
少し高いけど賃貸にすることで、通勤が便利になり、そのおかげで仕事の効率があがり、結果成果を出すことができ、出世し収入アップする確率もあがるでしょうし、通勤時間が短くなったことで帰りも早くなり、子供との貴重な時間を作ることができ幸せな人生を送ることにつながるということもあるわけです。
マンションVS一戸建ての購入ならどっちが安い?
購入する場合このように悩む方もいると思います。
結論としては一般的な場合で言うと「一戸建て」のほうが安いです。しかし、売却するときは戸建ての方が安かったりします。
売却を検討する可能性が少しでもあるなら「マンション」をおすすめします。
≫≫売りやすさはどっち?【一戸建てVSマンション】10年・20年後高く売れるのはコッチ!!
現在の日本の査定方法では、木造一戸建て住宅の場合、築10年を経過すると建物の価値はなくなることもあり、土地代での価値しかありません。
ですから、将来少しでも売却する可能性があるなら、マンションを購入したほうが良いですし、地価が上がっていればエリアによっては高く売却することができる可能性があります。
家(戸建て・マンション)を購入する人の心理!!
購入理由は様々な理由があると思います。
どっちが得かお金がかからないのか?最初はこのようなことを考えがちですが、最終的に、その人が
「欲しい」から購入するんです。
欲しい人は、自分に都合よく考えて購入のほうが得だなと自分を納得させます。実際、不動産というものは縁なのでタイミングに左右されることもあるでしょう。
購入・賃貸メリット・デメリットどっちに軍配!?
購入 | 賃貸 | 軍配 | |
初期費用 | 土地・建物費用、諸費用が必要。住宅ローンを利用するのが一般的。 | 敷金・礼金・引越し費用・仲介手数料等だけ。大きな金額は必要なし。 | |
毎月のコスト | 毎月住宅ローンの返済、3カ月に1回固定資産税等の維持費が必要。完済後は負担が大幅に減る。 | 住んでいる限り家賃を支払い続けます。安い家賃の物件に引っ越すことも容易。 | ー |
住み替え時 | 一度購入すると、簡単には住み替えられない。転勤などの際は売却・賃貸を選択することに。 | 転勤などがあっても簡単に住み替えができます。フットワークが軽くなる。 | |
修繕・メンテ | 戸建ての場合は10年1度はメンテなどが必要。分譲マンションは毎月管理費・修繕積立金を支払います。 | 賃貸では修繕・メンテは大家がおこなってくれるので入居者には関係ありません。 | |
設備 | 購入する物件のほうが設備などが新しく、自分が好きな設備を置くことも可能。 | 賃貸物件に設置されている設備は分譲物件よりもグレードが低いものが設置されている。 | |
利便性 | 価格が安い物件では利便性が悪くなる。 | 利便性重視で物件をさがせる。 | |
老後の住まい | 自分の家なので完済後は安心して暮らせる。 | 老後は賃貸物件の審査が通りづらいので借りにくくなることもある。 | |
人間関係 | 町内会など参加しなければいけないイベントがある。近所付き合いが一生。災害時は安心かも。 | あまり近所との付き合いを得意としない人も多く、物件によってマチマチ。 | ー |
資産性 | 購入後、完済すれば自分のモノなので子供に残すこともできるし、売却することも可能。 | 賃貸は借り物なので資産性は0. |
【マイホーム】購入or賃貸どっちがお得なの!?比較表で比べてみた!まとめ
いかがだったでしょうか?
ざっくりとしたシミュレーションした結果「購入」のほうが少し安かったですね。
毎月の負担は35年を超えたあたり(住宅ローン完済後)から購入者の方はかなり楽にはなります。
しかし、購入する方は安さを理由にマイホームを購入すると最初は我慢していても10年くらい経過するとそれがストレスになることもあります。(土地が安かったから利便性が悪い場所に家を購入するなど)
働き盛りは、お金よりも利便性で検討したほうが後々メリットと言える可能性が高いと改めて感じました。
しかし、購入したい人は購入したほうがいいですし結果あなたとあなたの家族の「価値観」で判断するべきと言えます。
是非購入か賃貸かで迷っている方は家族とじっくり話し合い決めていきましょう!!
ちなみに、戸建てかマンションかで迷っている方は「売りやすさはどっち?【一戸建てVSマンション】10年・20年後高く売れるのはコッチ!!」を参考にして、資産性があるのはどちらか、仮に売却しやすいのはどちらかという記事を参考にしてみてください!
おすすめは分譲マンションです。
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